最近のゲームセンターのメダルゲームってのは、本当にすごいですねー。
昔はよく沙羅曼蛇やらギャラクシーフォースやらをやりにゲームセンターに入り浸っていたものですが、もう何十年もゲームセンターとはご無沙汰でした。
ここのところ、天候が異常気象のためなのか、暑過ぎて外に出かけられなかったり、逆にゲリラ豪雨が凄過ぎたりで、なんとなくゲームセンターに行くことになりました。
コロナワールドという、東海地方では結構有名な複合レジャー施設がありまして、そこのゲームコーナーの奥にはメダルゲームコーナーがあります。
こどもでも抵抗なく遊べるように配慮されたためか、時間帯によっては全面禁煙となっていて、照明も明るく健康的になっています。
ゲーセンのメダルコーナーというと、ちょっと暗くて、カジノっぽい、クラブっぽいといいますか、映画館っぽいといいますか、どことなく退廃的な雰囲気があるのですが、コロナワールドのメダルゲームコーナーは照明も昼光色で、まるで家電屋のような感じ。
かといって、最近のゲームはほとんど分からないし、対戦型の格闘ゲームもちょっと苦手。
で、あまり気乗りしないままメダルゲームコーナーに入ることになってしまい、とりあえずコインを買って遊んでみることに。
５００円で５０枚。１０００円で１００枚なのですが、２０００円なら３００枚とお得（？）だったので、どうせすぐに無くなっちゃうだろうということで、まずは３００枚のコインを入手。
とりあえず座った席が、このグランドクロスクロニクルというメダルゲームだったのですけれども、これがエラく面白い・・・。
ものすごーく大がかりな筐体で、座ると左右にコインの投入口があるのですが、コインを投入して３つの穴の中にコインが入ると、パチンコのような液晶スロットらしきものが周り、絵柄がそろうと、コインがバラバラッと振ってきます。
で、この辺りもよくできていて、１３５７などの赤文字で揃うと、以降のあたりまで真中の穴の左右に補助板が現れ、入賞しやすくなります。
パチンコでいうところの確率変動ってやつなんだと思いますが、面白いのはこれだけではなくって、コインと一緒に大きな金の玉も入っているのです。
で、この金の玉が押し出されて手元に落ちると、ビンゴタイムということで、筐体中央に玉が運ばれ、リーチ状態の数字のクルーンに玉が入ると、ビンゴした列の数に応じてコインがバーッと振ってくるという、とても凝ったゲーム性を持っているのです。
こう、文字で書いてもさっぱり分からない感じだと思いますが（苦笑）、とにかくゲーム性が豊かで、演出が凝っていて、なおかつこどもでも理解できるようなシンプルなゲームなので、とても楽しそうでした。
また、通常のビンゴタイムのほかに、ジャックポットという超大当りも存在していて、普段は使われない３つ穴のクルーンがあり、そのうちのひとつに入賞すれば、数千枚のコインが一挙にゲットできるという、なんとも射幸心をあおる仕掛け。
通常のスロットの当りと、通常のクルーンによる当りと、ジャックポット専用クルーンによる当りと、３重構造になってます。
しばらくゲームセンターに行かない間に、ものすごい進化をしていてびっくりですが、こういう機械でカジノなんかがつくられてしまうと、そりゃ抜け出せなくなってしまうのも、なんだかわかる気がします。
ちなみに、１回だけ６００枚超のメダルをゲットできました。
おかげで、エラーが出て店員さんも難儀するという貴重な体験もできました。
どうやら、コイン不足だけでなく、中で何かが詰まっているようでした。
それにしても、とにかくド派手。
１００メダルくらいは準備してから挑まないと、あっという間にスッてしまいますが、比較的当りも出やすく、こどもでも理解しやすい面白いゲームでしたので、もしもメダルゲームコーナーに立ち寄ることがあれば、ぜひプレイしてみてください。
