カルシウムは身長とは関係がない?ビタミンDとの奥深い関係

カルシウムを摂取すれば骨が伸びたり骨が丈夫になったりというイメージを持たれている方も多いかと思いますが、実はそうではありません。

セノビックやカルシウムグミなどのような、カルシウムの補給をうたった健康補助食品には、カルシウム自体が多量に含まれていることはもちろんですが、ビタミンDもたくさん含まれていることに気がつくと思います。

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いったい、なぜビタミンDがカルシウムと関係があるのでしょうか?

それは、カルシウムを体に効率的に吸収させるには、ビタミンDによるサポートが欠かせないからです。

カルシウムを吸収させる先は、骨ではなくって、腸なのです。

日本骨代謝学会に掲載されている情報によれば、一定の濃度のカルシウムが血液中で循環していないと、筋肉や神経が正常に働かないとあります。

ところが、血中を行き来しているカルシウムは、一定の量が尿から排泄されてしまうため、その分をどこかから補ってやらねばなりません。

通常は食べ物から吸収されたカルシウムがその役割を果たすのですが、それでは足りない場合、骨を溶かして供給を補おうとします。

つまり、カルシウムをたくさんとれば、骨が成長して背が伸びるというわけではなく、カルシウムをたくさんストックしておけば、骨を溶かされることなく血中に充分なカルシウムがいきわたるということなのです。

つまり、成長を促進するとよりは、成長を阻害しないようにするために、カルシウムが必要だということになります。

ストレスなどで切れやすい若者などの話題がニュースになることがありますが、カルシウム不足がそうした原因のひとつとされているのは、血中のカルシウム濃度の問題だともいえるのです。

よって、一般的には600グラム程度のカルシウム摂取が良いとされていますが、本当は1日に約800~1000グラムのカルシウムを摂取することが推奨されています。

では、なぜビタミンDが関係あるのでしょうか?

それは、食べ物やカルシウム補助食品などが、腸から吸収されやすくするためなのです。

腸がカルシウムをストックするためには、ビタミンDのサポートが必要なのです。せっかく大量のカルシウムが体内に入ってきたとしても、ビタミンDがなければ吸収されずに排せつされてしまうため、ビタミンDも一緒に摂取することが望ましいのです。

つまり、ビタミンDが不足していると、カルシウムがうまくストックされず、その結果、骨が溶かされてしまうことで成長を阻害してしまうために、カルシウムとビタミンDを一緒に摂取することが望ましいというわけなのです。

ちなみにビタミンD不足は、食べ物よりももっと簡単な方法で解消できます。

それは、日光浴をすることです。

本体ビタミンというものは、人の体では合成できない栄養素のことを差すのですが、このビタミンDだけは、人体で生成することができるのです。

ビタミンDは皮膚で作られるため、紫外線が必要なのですが、紫外線を出す代表選手と言えば太陽の光。

つまり、外で元気に遊ぶことで太陽の光を浴びてビタミンDがつくられ、そのビタミンDによってカルシウムが腸から吸収され、そのカルシウムのストックが充分にあるからこそ、血中のカルシウムが不足した時も、骨からカルシウムが奪われずに済むという、非常に複雑なメカニズムによって、わたしたちの体や成長は維持されているのです。

よって、カルシウムだけを採っていれば問題なしということにならないのですが、意外と誤解をされている方も多いかもしれません。

セノビックをはじめとする健康補助食品は、それだけを採っていればよいというものではなく、様々な要因の一助を担うものとして存在しています。

健康補助食品は、くれぐれも規則正しい生活と、バランスの良い食事と、適度な運動と、適切な睡眠時間の4つを守りながら、それらを補助するものだと考えて利用したいものです。

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