セノビックバーのココア味とバナナ味を食べ比べて分かった栄養価の違い

成長期応援食品として人気があるセノビックから、スティックバータイプのセノビックバーが発売されているのを見かけました。

セノビックバーのココア味

といっても、セノビックバーはロート製薬の製品ではありません。

牛乳で溶かして飲むセノビックはロート製薬の製品ですが、シリアルバーのようにそのまま食べるセノビックバーは、ルマンドやアルフォートなどでおなじみのブルボンが製造しています。

ブルボンにはアスリートやスポーツ活動向けブランドのWINGRAM(ウィングラム)ってのがあるのですが、ブルボンのウィングラムと、ロート製薬のセノビックのブランドコラボレーション製品ということなのだそうです。

セノビックバー

味はココア味とバナナ味の2つがあります。

ココア味はドラッグストアやスーパーマーケットなどでもよく見かけるのですが、わたしの住んでいる東海地方や関西地方ではバナナ味を売っているお店を見かけたことがありません。

ドラッグストアでセノビックバーを発見

そんなとき、たまたま仕事で訪れていた近鉄四日市駅の高架下にあるドラッグストアのマツモトキヨシで見かけたので、両方とも買って食べ比べてみました!

定価は100円ですが、どちらも88円で販売されていました。

さて、セノビックバーのココア味とバナナ味のどちらが美味しいか?といわれると、しょうじき言ってどちらもそれほど「美味しい!」っていう感じはしません。

しかしながら、大人のわたしにはココア味のほうが食べやすく感じました。

というのは、甘さを控えたあっさりめのココア味だったので、甘すぎるお菓子が苦手な人でもイケそうな感じがしたからです。

一方のバナナ味は、バナナカステラのようなねばりっけのある甘味はないものの、なんとなく添加物っぽい(パサパサした粉っぽい)感じの味わいがすることと、かといってハイチュウのようなジューシーさがあるわけでもないので、甘いものが苦手な大人が食べるにはちょっとイマイチかもなぁと感じてしまいました。

ただし、食感はココア味もバナナ味もほぼ同じ。

アサヒの1本満足や、大塚製薬のSOYJOYと比べると、かなりしっとりとした噛み応えで、どちらかというとカロリーメイトの食感に近い感じでした。

口の中の水分がなくなってしまう感じなので、これもやっぱり牛乳や紅茶なんかと一緒に食べたほうがよさそうな感じ。

たぶん、ルマンドやあるフォートなどでも見受けられる質感というか、ブルボンらしさゆえの食感なのではないかと思いました。

肝心の栄養価に関しては違いがあります。

セノビックバーの栄養価

ココア味もバナナ味もカロリーが174kcal、カルシウムが367mg、鉄分が3.3mg、ビタミンDが2.1μgと同じですが、タンパク質と脂質だけ違っています。

ココア味のたんぱく質が2.5gなのに対してバナナ味は2.3g。

ココア味の脂質脂質が8.0gなのに対してバナナ味は7.5g。

おそらくココアパウダーの持つ成分の差なのだとは思いますが、あまりにも微量な差なのでほぼ同じだといってもよいと思います。

セノビックバーのココア味とバナナ味の違いは味だけでなく栄養価にもある

上の写真がバナナ味で、下の写真がココア味です。

ということで、わたしの食べログ評価は以下のような感じ。

セノビックバーのココア味
セノビックバーのバナナ味

いずれの味もプロテインバーとして食べるには物足りない含有量。

さらに、空腹を満たす目的だとしてもスニッカーズやミルキーウェイのようなガッツリ感もないので、「おなかが空いたときに食べる」用途には不向きだと思いますが、カルシウムを手軽に摂取できるシリアルバーや保存食としは優れた食品だなぁと感じました。

ちなみに牛乳に溶かして飲むタイプのセノビックの感想については下記にまとめていますので、参考になればうれしいです。

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