石油ファンヒーターの選び方、活用方法、燃焼方式の違い、メーカー特色、エアコンとのコスト比較、リコール情報など 石油ファンヒーターの選び方

石油ファンヒーターとこたつの併用

こたつに暖気を送り込むアイテム石油ファンヒーターとこたつを併用しているお部屋には、このようなアイテムもあります。

太めのパイプで石油ファンヒーターの温風を受け、それをそのままこたつの中に送り込むためだけのアイディアグッズです。

石油ファンヒーターの温風を、こたつの中に取り込むだけのパイプですが、温風が直接こたつの中に送り込まれるため、せっかくの暖気を閉じ込めておくことができ、意外と重宝します。

難点としては、パイプの太さがけっこうあるため、邪魔になることですが(苦笑)、こたつのスイッチは切っておいても平気なくらいに暖かいため、ついでにこたつも温められるという使い方がベストです。

仕組みとしては非常に単純で、ホームセンターなどでは2500円程度で販売されていることが多いですが、要はパイプの口にちょっとしたスタンド替わりの台座が付属しているだけなので、いわゆるフレキパイプ(フレキシブルなパイプ)で代用することができます。

また、わざわざ買ってまでは不要だという方には、布団乾燥機に付属している送風パイプを代用することもできます。

こたつ布団のなかには、フリース素材など燃えやすい素材でつくられているものもたくさんあるため、あまり近づけすぎると危険ですが、石油ファンヒーターの吹き出し口ギリギリにパイプを近付ける必要はあまりなく、温風がパイプに届くくらいまで近づけておくだけでも十分に温風を送り込むことができるので、短いパイプしかないというばあでも十分に使えます。

もっとも、こたつよりも石油ファンヒーターの方が燃費が高めなので、こたつの熱源として代用することはあまりおすすめでいませんが、たとえばキッチンやリビングなど、こたつでテレビを見ている人がいつつ、キッチンやダイニングで食事をしている人もいるなど、石油ファンヒーターを使うシチュエーションありきの場合に、余った熱を取り込むという感じで利用するには、最適な方法ではないかと思います。