NECのアンドロイドタブレット、MEDIAS N-08Dを買ってみた

いまさらながらですが、ドコモから発売されていたタブレット端末、NECの「MEDIAS N-08D」を買ってみました。

N-08D

2012年秋モデルとして発売されたものですが、その当時に店頭で触ったとき、

「わぁ、薄くて軽くていいなぁ」
「Galaxy Tabより、なんか綺麗」

と感じ、すぐさま欲しくなったのですが、発売間もない頃は中古でも4万円近い価格だったため、けっきょく購入しないまま2年ほど経過していました。

初代のGalaxyTab、2代目のGalaxyTab2を使ってきましたが、やっぱり7インチのタブレットは使いやすいですよね。

いくらスマートフォンが大画面化してきたといっても、大きめのスマホと小さめのタブレットでは、その視認性に大きな差があります。

ただ、初代のGalaxyTabも、二代目のGalaxyTab2も、LTEには対応しておらず、通信速度の遅さにはイライラしていました。

LINEでテキストのやり取りをする程度なら困らなかったのですが、写真を撮って画像を送ろうとすると、どうしても1テンポも2テンポも遅れてしまい、ちょっとイラつくことがありました。

もちろん、7インチのタブレットの最高傑作といえば、グーグルが発売しているNexus7があります。

N-08Dがデュアルコアなのに対し、Nexus7はクアッドコアなので、圧倒的な差があります。

それに、Nexus7はアンドロイド5までサポートするとの公式アナウンスがありましたので、将来的にも安心かもしれません。

というわけで、ネクサス7は性能からすると破格ともいえる価格設定なので、相当に迷いました。

ただ、やっぱりN-08Dののスッキリとしたデザインと薄さ、軽量さが忘れられず、今さらながらに購入してしまったというわけです。

N-08Dはかなり薄型

オークションやムスビーで探してみると、値段もずいぶんとこなれてきた感じで、2万円以内の端末がゴロゴロあります。

おそらくバッテリーはヘタっているとは思いますが、最悪でもUSBやモバイルバッテリーに接続したまま使えばいいやと思い、思い切って落札。

価格は送料込みで14000円ほどでした。

背面こそ多少の経年劣化はありましたが、心配していたバッテリーのへたりもほとんどなく、液晶画面はきれいそのもの。実際にスイッチを入れて起動させてみると、発色画面の美しさはやはりなかなかのものした。

N-08D

ギャラクシータブもギャラクシータブ2も発色が悪いというわけではないのですが、派手な調整が行われているためなのか、色つぶれしている箇所が多々見られました。それに比べてこのN-08Dは、とても自然な感じで、どの色もほどなく良い感じでは発色しています。

N-08D
バックカメラとフロントカメラの両方を内蔵しているので、自撮りもかんたんです。

画面の解像度は1280×800ピクセルと並みですが、発色の良さは、やはり日本製のスマホの方が優れているように感じました。

画面の大きさに加えて、デュアルコアということもあってか、動作に多少もたつくこともありますが、主に電子書籍リーダーやまとめサイトの閲覧、LINEでのメッセージのやり取りなどには必要十分ともいえる動作速度で、満足感はまずまず。

ただ、LINEでカメラを使おうとすると、ちょっとモッサリする感じがありましたので、不満点と言えばそれくらいです。

カメラの画質も810万画素と高精度かつ高画質なので、ちょっとしたコンデジ代わりには十分満足。

GPSやワンセグ機能もありますので、現在はカーナビ専用端末として使っていますが、LTEに対応しているため地図案内はばっちり。

ヤフーカーナビを使っていますが、地図の更新にもお金がかかりませんし、いつでも最新の地図ということで、そりゃますますカーナビが売れなくなってしまうわけですね。

ということで、今から格安のタブレット端末を買おうとしている方には、なかなかおすすめできる機種です。

ねらい目としては、1万5000円程度を目途に落札および購入を目指してみるとよいのではないかと思います。

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