Nokia(ノキア)のスマートフォン、Lumia 520、Lumia 525がスゴい

スマートフォンといえば、アップルのiphoneと、グーグルのアンドロイドが二大勢力。

でも、マイクロソフトのWindowsPhoneも忘れちゃいけません。

といっても、日本市場では、かつてウィルコムから発売されていたW03シリーズや、Auから発売されたわずかな機種以外に、WindowsOSを搭載した目立ったスマートフォンはなく、まったく盛り上がらないまま撤退したかに思われていました。

しかし、ここにきて、WindowsPhoneが巻き返しをしてくるか、非常に注目を集めています。

というのは、マイクロソフトがインドの端末開発メーカーに対し、WindowsPhoneのOSを無償でライセンシングすることを決めたニュースが流れたからです。

マイクロソフトは元来、パソコンに搭載されるOSのライセンス料金を得ることで莫大な収入を得ていましたが、グーグルのリリースしているアンドロイドOSを前に、とうとう「ライセンスモデル」を手放さなくならなくなったと報じられています。

ドコモとサムスンが共同開発をしているというTizenOSや、ブラウザで有名なmozillaが開発を進めるFirefoxOSなど、スマートフォン向けOSの細分化・多様化がいっそう進みそうな2014年ですが、そのOS勢力を大きく塗り替えるかもしれないのがWindowsOS。

アンドロイドに比べれば地味なWindowsPhoneですが、高性能な割にお手頃価格でユニークという点が評価されているのが、ノキアジャパンから発売されているLumiaシリーズ。

ノキアのルミア

なかでも、エントリーモデルであるLumia 520、Lumia 525は、実売価格で二万円を切る設定にもかかわらず、価格以上の所有欲をそそるユニークな面白さ。

・CPUはデュアルコア1Ghz
・液晶は4インチのIPS
・カメラは500メガ
・内蔵ストレージは8GB
・内蔵RAMは1G
・日本でも使える周波数帯域(ドコモなどに対応)
・ブルートゥース
・WiFi

などなど、新興国を対象としたエントリーモデルらしいスペックながら、デザインの美しさ、裏ぶたをベリッとはがせるとことも、どこかモトローラのPhotonと似たような雰囲気。

低スペックながらもWindowsOSに最適化されたハードウェア設計のためか、動作もサクサクだと評判です。

ノキアといえば、かつて映画MATRIXで近未来的なデザインの携帯電話をプロダクトプレースメントしたことで話題になったほどのデザイン力を誇るフィンランド最強のITメーカーですが、ここのところスマートフォン市場を開拓できずに元気がありませんでした。

ガラパゴス化しているといわれている日本のスマートフォン市場も、最近では格安SIMも一般的になりつつありますし、SIMフリー端末ベンダーとしてかっこいいスマートフォンをリリースしてほしいと願っているメーカーなので、とっても期待してます。

保守的なドコモには採用されないだろうと思いますが、またAuあたりが大々的に取り上げてくれたらいいなとワクワクしますね。

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