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格安SIM(IIJmio)とスマートフォン

学生向けの格安スマホ、「タダスマ」は本当にお得なのか?

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タダコピというサービスを知っていますか?

タダスマ

オーシャナイズという会社が大学向けに展開しているサービスで、コピー用紙の片面に広告を掲載することで、通常1枚10円のコピー代が無料になるというもの。

サービス開始から約6年で、タダコピ導入校は140校あるそうで、広告を出稿する企業も550社にまで及んでいるそうで、大学生に非常に好評のようです。

そのオーシャナイズが、同じく学生向けサービスとしてリリースしようとしているのが、「タダスマ」という格安のスマートフォンサービス。

スマホの起動時に企業の広告が表示される代わりに、月額2980円の定額でスマホを持てるサービスなのだそうです。

内容を見てみると、

・ 端末代金:0 円
・ 事務手数料:0 円
・ 基本使用料:0 円
・ テザリング料:0 円
・ データ通信費:2,980 円/月(3 年継続利用条件)
・ 支払い方法:クレジットカード限定

とあります。

月額費用だけ見ると、なんだかお値打ちに見えるタダスマ。

でも、実際のところ、どのくらいお得なんでしょうか?本当にお得なんでしょうか?

ちょっと考えてみたいと思います。

まず気をつけなければならないのが、データ通信のみだという点です。

「月額2980円で7.2Mbpsのデータ通信を利用でき、月内のデータ通信量が5Gバイトを超えた場合は月末までの通信速度が128Kbpsに制限される」とあるので、いわゆる普通の3Gデータ通信プラン。

そのため、通話機能(電話番号)はありません。電話として通話をしたかったら、スカイプや050Plusなどのアプリ経由で行えということですね。

スマートフォンではあるものの、フォンではないということになりましょうか・・・。

また、解約に伴う違約金を見てみると、1年未満の解約には違約金が2万円。
2年目からは違約金が1万5000円。
3年目以降でも、更新月以外の違約金が1万円かかるとのこと。

AUやドコモ、ソフトバンクの解除料金が9975円なのに比べると、かなりキツい縛りで、割高です。

これは、タダスマのパートナー企業となっているイーモバイル譲りのようです。

で、無料でもらえる端末は、イーモバイルのPocket WiFi S II 。

Pocket WiFiは、約56.5(W)×110(H)×11.2(D)mm (最厚部12.7mm)という超小型のアンドロイド端末です。

スマートフォンと記載はされていますが、イーモバイルもテザリングで使ってもらうことが前提の端末で、初代のポケットWi-fiも、「アンドロイドが搭載されたWi-fiルーター」というむきでリリースされていた端末。

たしかに、アンドロイドではあるのですが、やはりこれだけで快適なブラウジングを行うのは難しそうです。

そうすると、やはりソコソコ詳しいユーザーが、格安のWi-fiルーターとして使うのが最良の選択となりそうです。

月額費用の2980円という価格は、利用者が増えれば増えるほど安くなるそうですし、端末に搭載されるSIMカードが自前で用意した他の端末でも動くのかなどはまだ分かりません。

広告がどのように強制表示されるのか現在のところ不明ですが、プレスリリース時に報じていたオリコンによると、「ロック解除時とメーラー起動時に広告を表示(中央)することで料金を安価におさえている」との表記がありました。

起動時だけならまだしも、メールを読むたびに広告が強制挿入されるのは、結構つらいかもしれません。

さて、内容を見てきたところで、ぶっちゃけ、このタダスマはお得なのか?

案外、そうはならないケースの方が多そうです。

まず、もらえる端末がポケットWi-fiだということ。

テザリング無料をうたっていますが、ポケットWi-fiはテザリングありきの端末なので、当たり前といえば当たり前です。

この小さな端末だけで満足のいくブラウジングは望めません。むしろ、本体操作は、緊急用として利用すべきものと思います。

では、2980円という価格を生かして、自宅のネット回線の代わりにもなるか?

これも難しいかもしれません。

というのは、月内のデータ通信量が5Gバイトを超えた場合は月末までの通信速度が128Kbpsに制限されるとあるからです。

携帯端末としてのみ使うのであれば、月間に5GBのデータ転送量は使いきらないかもしれませんが、自宅で動画や容量の大きなデータのやりとり、それこそDROPBOXなどのクラウドサービスを常用する場合なら、すぐに5GBを超えてしまうでしょう。

自分のニーズに合わせて適切な通信契約を選べるようなヘビーユーザーであればあるほど、イオンのSIMやb-mobileなどのデータ通信プラン&SIMフリーの白ロム端末を使うというケースも多そうです。

スマートフォンを持っているにもかかわらず、本当にデータ通信プランしか使わないという場合なのであれば、1年しか縛りのない月額3880円のWiMAXで、アンドロイドのタブレットPCをもらった方が、お得な気がしないでもありません。

それに、新規契約やMNPで乗り換えたユーザーへのキャッシュバックの金額によっては、3年間のトータルコストでみると、普通にスマートフォンを契約した方が得になるケースもあるかもしれません。

実際、先日AUにMNPで乗り換えた際には、キャッシュバックが3万円~5万円もあるケースがあったため、仮に月額費用が少々高くついたとしても、十分相殺できる可能性があるからです。

特に、スマートフォンの場合、同じ機種を3年間使い続けるケースは少ないとも思われますし・・・。

詳しいユーザーなら、キャリアがやっているキャンペーンをうまく使うでしょうし、逆に詳しくないユーザーだと、ポケットWi-fiを使いこなすのは難しそうな気もします。

いずれにしても、どの選択が一番お得なのかは、最新のキャンペーン情報を調べながら慎重に契約したいものです。

それにしても、とても面白いビジネスモデルですね。







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