ラクティスの車幅灯(ポジションランプ)を交換する方法

トヨタのラクティスに乗っていますが、いつのまにか車幅灯が切れていることに気づいたため、今回は車幅灯(ポジションランプ)を自分で交換する方法を記事にしてみました。

トヨタラクティスの車幅灯の交換

ちょっと力が要りますが、誰でも簡単に交換できると思いますので、安全運転のために急なランプ切れでも対応できるよう覚えておいてもらえるとうれしいです。

ちなみに、いっしょに持っておくとよい道具は、DIYなどでおなじみのゴム軍手です。

便利なゴム軍手

ラクティスには2つの種類がある

ラクティスには2005年に発売された初代のSCP10#/NCP10#型と、2010年から発売された二代目のNSP120/NCP12#/NLP121型の2種類があります。

今回ポジションランプを交換するラクティスは、二代目のNSP120/NCP12#/NLP121型です。

ヘッドライトの上部が少し四角くなっていて、初代よりも少しスタイリッシュになっています。

ラクティスの車幅灯

小回りが利くコンパクトカーサイズのわりに後部が広いし、後部座席を倒せばフラットになるので、マットレスを敷けば大人2人の車中泊にも十分に耐えられます。

コンパクトゆえに運転しやすいし、その割には排気量もそこそこあるし、燃費も良くも悪くもなくいたって普通だしで、とてもいいクルマだと思うのですが、どうやらかなりの不人気車種らしく、7万キロでコミコミ298000円と、ものすごく安く手に入れることができた車です。

ポルテと同様に福祉車両になっていることも多いのですが、街中でラクティスを運転しているドライバーを見ると、とくに初期型のラクティスは高齢者の方がよく見かけますので、あまり若者には人気のある車ではなかったようです。

ラクティスのポジションランプの交換方法

運転席側のハンドル下あたりにフックがありますので、跳ね上げてボンネットを開きます。

ボンネットを開けたら、ボンネットストッパー(ボンネットのつっかえ棒)をセットして、作業中にボンネットが閉じないように固定します。

ラクティスのポジションランプは位置的に完全に隠れてしまう場所にあるので、ヘッドランプをパーツごと外してしまわない限りは、手探りでしか見つけられません。

でも大丈夫。

手が届く位置にありますので、場所さえわかればヘッドランプを外さなくても交換可能です。

助手席側のポジションライトは外からでも多少見えていますが、

助手席側のランプは交換しやすい

運転席側のポジションライトは完全に隠れてしまっているので少し探しづらいです。

ラクティスの運転席側のランプが探し肉

そのため、「ラクティスのポジションランプが外れない」と検索されている方が多いようですが、力が入りにくい場所にあることと、ちょっと固く締められているだけなので、しっかりとつかめば誰でも外すことができます。

ラクティスの車幅灯を交換する

反時計回りにグイッと回せばすぐに外れますが、手が届きにくいことと、見えない場所を手探りで探さないといけないので、慣れるまではコツがいるかもしれませんが、

「これかな?」

と思う場所を触りつつ、ヘッドライトのポジションランプの穴を見ていると、ちょっと動いていることがわかると思います。

わたしのラクティスはけっこうな悪路を走ってきたのか、エンジンルーム内がものすごく埃だらけで手が真っ黒になってしまいました。

ウォッシャー液の補充や、ランプ交換は結構な頻度で行うことになると思いますので、事前に周囲だけでも雑巾でさっときれいにしておくことをおすすめします。

ラクティスのポジションランプは、T10の12Vで5Wのタイプです。

ラクティスのポジションランプ

ウェッジベース電球とか、バルブなどと呼ばれることもありますが、どれも同じ。

最近はLEDのポジションランプもすごく安くなっているので、この機会にLEDタイプに変えてしまうのも手です。

値段はだいたい1球で1000円前後なので、左右合わせると2000円前後になりますが、発熱量が少ないうえに省電力なので、カーオーディオや車中泊に便利なインバーター利用など、バッテリーをよく使う方はLEDタイプに変えてしまうのもアリだと思います。

ただし、あまりに安すぎるLEDだと光量が足りなかったり、光の軸が安定しなかったりと、車検に通らないこともあるので、レビューでそこそこの評価がある信頼性の高いLEDを購入することをおすすめします。

今回はLEDではなく、いたってノーマルなポジションランプを選択。

アマゾンで購入しようかとも思いましたが、LEDではない普通のポジションランプくらいならどこで購入しても値段は変わらないだろうと思い、近くのオートバックスで調達してきました。

2個入りになっているのは、2個同時に交換することが推奨されているためです。

光量を均一に保つためと、片方の寿命が切れたということは、もう片方の寿命も近いということなので、どうせなら2つとも交換しておきましょうということです。

懐中電灯などで電池交換をするときはすべての電池を交換することが推奨されているのと同じようなものです。

値段は2個入りで220円でした。

ちなみにオートバックスは、JAFカード会員なら会計から5%オフしてもらえますが、この日はJAFカードを持ってきていなかったため、カードは提示せずに会計を済ませました。

近頃の自動車保険はロードサービスが付帯されていることが多いですが、JAFにかなうロードサービスはありません。

車に乗る頻度が高い方には加盟を絶対におすすめします。

ポジションランプを取り付けてボンネットを閉めてしまうために、試しに点灯させておきます。

ランプを交換したらボンネットを閉める前に確認すべし

せっかく取り付けたのに点灯しない場合は、また手を真っ黒にしながら外さないといけませんので、先にチェックだけしておきましょう。

問題がなければポジションランプを元の場所に戻して時計回りに締めるだけです。

慣れるまではちょっと難しく感じられるかもしれませんが、ランプの交換や、ウォッシャー液の補充、ワイパーの交換くらいは自分でできるようになっておいたほうが何かと便利ですので、もしランプが切れることがあれば、いちど自分で頑張って交換してみましょう!

ノーマルのハロゲンバルブはこちら。

LEDタイプに交換したい場合はこちらをおすすめします。

ゴム軍手を車に積んでおくと、ワイパー交換やランプ交換など何気に便利ですので、ぜひこの機会に併せて買っておいてください。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事