年末年始の準備に、同時録画できる東芝のブルーレイレコーダー D-B305Kを買ってみた

年末年始って、見たい番組が多くなりますよね。

特別番組が多く放送されることもありますが、年末年始に正月気分を満喫しようと思うと、やっぱりテレビは欠かせません。

普段はあまりテレビを見ない生活なのですが、この時期だけは見たい番組が重なってしまうことも多いだろうと思い、いまのうちに準備を進めておくことにしました。

今使っているテレビは、2008年頃に購入した日立製のプラズマテレビ「Wooo」という機種。

250GBのハードディスクが内蔵されているので、テレビ本体だけで録画ができますが、シングルチューナー仕様なので、同時に録画できる番組はひとつだけです。

そのため、録画したい番組が重なったときに備えて、バッファロー製のHDDレコーダー「DTV-H500R 」を購入して使っていたのですが、このDTV-H500Rは地デジしか対応していないうえ、シングルチューナー仕様。

また、レンタルDVDを見るために、ゲオで売っていた格安のDVDプレーヤーをつないでいます。

ということで、現在は録画ができるテレビが1台に、地デジしか録画できないHDDレコーダーに、DVDプレーヤーと、実にイマイチな機材がテレビにゴチャゴチャとつながっているような状態でした(苦笑)

そこで、この機会に思い切って、W録画ができるレコーダーを買うことにしました。

ただし、レコーダーに望む機能は、本当にシンプルです。

録画した番組は、見たら消すの繰り返しなので、特別に大容量のHDDも必要ありませんし、高度な編集機能も使いません。

DVDやブルーレイも、一体型ならすっきりするし、ディスクにダビングして保存するということもしない予定なので、とりあえず「見れたらいい」程度のもの。

ということで、レコーダーに求める要望としては、

・地デジももBS(CS)が録画できること
・2番組同時録画できること
・DVDかブルーレイのディスクも再生できること

の3つが満たされていれば十分だということになりました。

そこでまず候補に挙がったのが、DXアンテナのDXBS320という機種。

ディスク容量は320GBと少なめですが、ブルーレイディスクも利用できて2番組同時録画可能。

上位モデルにDXBS1000という1TB版もありますが、外観や中身はほとんど同じでした。

DXアンテナというとマイナーなメーカーですが、テレビアンテナの世界では超有名な一流メーカーで、液晶テレビやレコーダーのほか、いまどき珍しいVHSデッキ付きのレコーダーなども製造しているユニークなメーカーです。

起動は遅いし、編集機能はほぼないとのことでしたが、まぁそれでも充分だなぁということで価格を調べ始めましたが、最安値でも値段は3万円強。ここ最近の円安の影響もあってか、思ったほど安くない印象でした。。

そのほか、同時録画できて、まおかつ3万円台で買える機種としては、

REGZAブルーレイ DBR-Z310
SONY BDZ-EW500
三菱電機 REAL ブルーレイ DVR-B5W
シャープ AQUOSブルーレイ BD-HW51
パナソニック ブルーレイディーガ DMR-BWT550

などがありましたが、そもそもが「同時録画さえできればいいや」くらいの要望なので、できればもっと安く買いたいところ。

型落ちでも全然かまいません。

そこで目を向けたのが、ヤフーオークションでした。

いまくらいの時期だと、まだ大きな盛り上がりは見せてはいないため、落札価格も意外と落ち着いていて、うまくいけば2万円以内で買えそうな感じ。

ということで探し始めましたが、ひときわ目を引いたのが、MITSUBISHI 500GB HDD内蔵ブルーレイレコーダー DVR-BF2000という機種。

BF2000

2008年に発売されたコンセプトモデルなのだそうで、当時の価格で10万円強と高額な部類でした。

キューブ型PCのようなデザインで外観も白。アップルのマッキントッシュのような上品さ。

古い機種ではありますが、同時録画も可能だし、容量も500MBだしで、さすがは当時の高級機種。

15000円くらいで出品されていたので入札しようとしましたが、やっぱり珍しさも手伝ってか、終了間際にどんどん値上がりして、最後には25500円で落札。

けっきょく手が出ませんでした・・・。

滅多に見る機会のない珍品なので、安く買えれば欲しかったのですが、これだと最近のレコーダーが買えてしまう価格なので、断念しました。

ちなみにこのDVR-BF2000は、ブルーレイの録画再生はもちろん、WチューナーでW録画だし、HDDの容量も500GBだしで、今時の機種からしてもそん色のない、当時としてのハイエンドモデルだったっぽいですが、家電製品ではなくPC製品としての5年は隔世の感があります。

こんな感じのデザインのレコーダーが登場すれば、間違いなく売れそうなのですが、また出してほしいものです。

さて、紆余曲折の結果、最終的に手に入れることができたレコーダーが、東芝のバルディア。

2010年に発売された、D-B305Kという機種です。

送料を合わせても20000円以内で購入できたので、とても満足しています。

ただ、このバルディアは、実はちょっとしたいわくつきの機種なんです。

現在、DVDに取って代わろうとしているブルーレイは、しれつな規格争いがありました。

VHSとベータの戦争があったときのような規格争いで、東芝はHDDという規格を押していましたが、結局ソニーのブルーレイに敗れてしまいました。

HDDが敗れて以来、東芝にとっての初めてのブルーレイ搭載機種ということで、話題になったのでした。ただし、中身は東芝オリジナルではなく、フナイのOEMで製造されたものだそうで、決して使い勝手が良いわけではないのですが、発売当時は75000円程度で売りだされていた高級機種の部類。

それだけに、機能的には充分過ぎるほどの内容でした。

たしかに、起動時間に多少時間がかかったり、リモコンの使い勝手があまり良くなかったりで、決して人気機種というわけではないのですが、それだけにお値打ち感が高く、いい買い物ができました。

ということで、年末年始対策としてレコーダーを購入しようとしている方は、なるべく早めに準備をしておいた方がいいかもしれないということと、とくに最新の機種へのこだわりがないのであれば、オークションを活用してみるのも手だと思いますので、ぜひ探してみてくださいね。

ちなみに、ソニー製の中古のブルーレイレコーダーを購入するときは、システムエラーに周囲が必要なようです。もともとソニー製のブルーレイレコーダーは、ハードディスクの自力交換が難しい機種が多いのですが、ICチップの不具合でリコール対象となっている機種も多いらしく、オークションでもジャンク品として多数のソニー製ブルーレイレコーダーが出品されていました。

ということで、おすすめとしては、パナソニックのディーガシリーズや、東芝製のバルディアなどのシリーズをおすすめしたいと思いますが、もしもオークションで格安のレコーダーを手にしようとされている場合は、目標落札金額を2万円くらいと定めて探してみてください。

意外といい掘り出し物に出会えると思いますよ。

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