市販の風邪薬の上手な選び方を聞いてきた

風邪薬の選ぶコツについて、薬剤師さんに詳しく教えてもらうことができたので、覚書としてメモしとこうと思います。

市販の風邪薬の選び方

ドラッグストアに行くと、たくさんの薬が並んでいるわけですが、風邪薬ひとつとっても、様々なメーカーから驚くほどの種類が発売されています。

今回は、咳が出ることで頭痛がひどいという状況だったため、薬剤師さんに症状を説明して選んでいただいたのですが、その際に色々と教えていただくことができました。

まず、風邪薬といっても、大きくは2つにわかれるようです。

ひとつは、総合感冒薬といって、主に熱(寒気)、頭痛、咳、鼻づまりなど、風邪の症状として現れるものにまんべんなく効果を発揮するタイプのもの。

特定の症状だけに特化しているわけではないので、オールインワンタイプということになります。

もうひとつは、特化型の薬で、頭痛のみ、咳のみ、鼻づまりのみなど、特定の症状だけを狙い撃ちにして効果を狙うタイプのものです。

例えば今回の場合は、主な症状が咳による頭痛だったため、咳を抑えつつ、頭の痛みを抑える効果を期待したのですが、薬剤師さんのチョイスによれば、シオノギのパイロンIPAと、ロキソニンSの組み合わせがいいだろうとのことです。

というのは、このパイロンIPAは、ほかの総合感冒薬よりも、せきやたん、頭痛をやわらげる薬品が若干多めに配合されているので、ベースにするとよいとのこと。

オールインワン型の薬といえども、メーカーや種類によっては若干の性能差というより、特徴があり、どの部分に重点的に効果を持たせてあるかは、パッケージを見てみるとわかるそうで、今回のパイロンIPAにも、確かに熱や頭痛の表記が大きめに記載されていました。

で、もうひとつのロキソニンという頭痛薬は、特化型の薬となりますが、この薬は蒸気の総合感冒薬を併用して飲んでもよいらしく、頭痛をあらかじめ予防するために飲むというより、頭痛がひどくなってきたら飲むという、対処療法的な扱いで飲むとよいそうです。

これまでは、ドラッグストアで風邪薬を選ぶときは、なんとなくで選んでいたのですが、大雑把なりにも、薬のおおまかな分類なり選び方の基準なりを教えてもらえたことで、次回以降はうまく選ぶことができそうです。

ただ、やはり自分の症状に合った薬を選ぶためには、積極的に薬剤師さんからのアドバイスを仰いだ方がよいと思いますので、面倒がらずにちゃんと説明を受けるのは大切だなと感じた次第です。

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