ポット型浄水器、クリンスイのCP002とCP021の違い

三菱レイヨンから発売されているポット型浄水器にクリンスイというシリーズがあります。

これは、水道の蛇口や、屋内の水道管に設置するタイプの浄水器ではなく、ろ過機能のあるポットに水を注ぐだけの浄水器。

1リットル前後のポットも兼ねているので、冷蔵庫で冷やして置いておくにも最適な形状なんです。

わたしももう5年以上使っているヘビーユーザーなのですが、手軽な割に浄水機能が優れているので大変重宝しています。

クリンスイには、除去できる物質の種類と、ポット自体の形状によって多くのラインナップがありますが、いちばんのおすすめは、四角い形状のCP002シリーズ。

CP002はこちらに詳しいレビューを掲載していますが、除去可能物質は13+2となっている内訳は、

・遊離残留塩素
・トリハロメタン
・溶解性鉛、
・CAT(農薬)、
・2-MIB(カビ臭)、
・テトラクロロエチレン、
・トリクロロエチレン、
・トリクロロエタン、
・クロロホルム、
・ブロモジクロロメタン、
・ジブロモクロロメタン、
・ブロモホルム
・濁り
・鉄(微粒子状)、
・アルミニウム(中性)

の15種類となっています。

13と2とに分かれているのは、家庭用浄水器の除去対象物質に指定されているものと、浄水器協会で指定されている除去対象物質があるからです。

サイズもコンパクトで、冷蔵庫のドアにも入るサイズ、なおかつ容量はお手頃な1リット弱と、家庭用にうってつけなサイズなのですが、大きめのものを1つ買うよりも、これを2つ買った方が便利なので、もう常時冷蔵庫にストックがある状態です。

さて、このCP002と同じ形状で発売されたのが、アマゾン限定モデルとなるCP021-AZ。

CP021

CP002とCP021の違いは、除去できる物質の差です。

CP002が上記の15種類なのに比べ、CP021Zはさらに6物質多い、13+8の21種類。

CP002の内容に加えて、

・陰イオン界面活性剤
・ジェオスミン
・フェノール類
・ベンゼン
・シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン
・四塩化炭素

まで除去可能になっています。

さて、どちらがいいのかという問題ですが、個人的にはCP002で十分ではないかと思います。

CP002の本体価格が1800円、カートリッジが1200円程度なのに対して、CP021の本体価格が2724円、カートリッジが1780円。

おまけに、CP002には、交換用カートリッジが最初から1本付属しているお買い得モデルもあり、価格は2226円。

ベストセラーだけあって、ずいぶんとお買い得なのです。

ようは、CP021はCP002の高級バージョンとなっているのですが、個人的にはCP002でも十分すぎるほどの性能です。

とくに、ぬるめの水をろ過して飲んだときは、一発で違いが分かります。

でも、CP002でろ過した水と、CP021-AZでろ過した水の違いは、全く分かりませんでした。

水道の中にそうした物質が含まれていないからなのかもしれませんが、CP002でも十分すぎるほどの浄水能力です。

夏場は水をよく飲むようになりますので、ひとつあればとても重宝します。

毎日ミネラルウォーターを購入している人なら、一か月で元が取れるほどなので、節約にももってこいです。

さらに、使い終わったフィルターで遊んでみると、面白いです。

麦茶などをろ過してみると、無色透明な無味の水になる様子がこどもには大受けですよ。

ということで、高級志向な方は、CP021-AZ。

廉価版で十分だという実用志向な方は、CP002で十分だと思いますよ。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事