京都西川の吸汗速乾敷布団に使われているポリティって、なに?

ポリティとは、帝人(テイジン)が開発した特殊素材で、吸水力のある中綿素材として使われているものです。

ウールや木綿わたよりもはるかに速い速度で吸水しつつ、水分の放出率も高いということで、寝具のほか、クッションや枕などの素材に利用されているようです。

一般的にポリエステルは化繊の代表選手で、アパレルなどのイメージ通り、水を吸い込みにくい化学繊維。

このポリティは、繊維の表面に水となじみやすい特殊な加工をしているそうで、通常のポリエステルを外側から包むような、2重構造になっています。

適度な吸水性をもちながらも速乾性であるということから、内部にジメジメの湿気がこもらずに、清潔に保てることが売りです。

京都西川の布団にも採用されていた素材ですが、問題となっている掛け布団と敷布団には、本来はこのポリティを100%を使って製造されるべきところが、実際には普通のポリエステルが70%で、ポリティの含有率は30%と、ほとんど入っていないことが発覚したそうです。

写真は、朝日新聞デジタルに掲載されていたものですが、2重構造(青色の点が付けられているもの)になっているものが正規のポリティですが、そのほかのパスタみたいな、パイプ状のものと、スポンジっぽいものは、昔からある普通のポリエステル。

ポリティ

写真を見ても、ほとんどポリティは入っていないことが分かります。

このポリティはポリエステルを改良したものなので、分類上はどっちにしてもポリエステル。

そのため、品質表示ラベルへの表記上に嘘はなく、ましてや「あれ?この布団、ポリティ100%じゃないのでは?」と体感できた人なんていないんじゃないかと思いますが、対象となる枚数は82000枚にもなるそうで、回収費を考えただけでもクラクラしそうです。

今現在、京都西川のページには、「重要なお知らせ」として「吸汗ポリエステルわた入り合繊掛けふとん、合繊敷きふとん ご愛用のお客様へのお詫びと回収のお知らせ」というコンテンツが掲載されています。

http://www.kyoto-nishikawa.co.jp/cd_search/

該当する布団の見分け方が掲載されていますので、気になる方は一度チェックしてみられるといいかもしれません。

京都西川のポリティの見分け方

高級な羽毛布団などとは違い、安価なラインナップとして販売されているシリーズ商品だったので、価格は4000円~8000円程度が大半。

発売されていた時期が2010年7月~2013年6月とのことなので、最近売られているものは該当しないそうですが、どうやらうちの布団も該当しているっぽいです。。。

たしか去年の夏あたりに敷布団として買ったものですが、厚みがあって寝心地がよく、畳に直に敷いても痛く無くて気に入って使っており、特に不具合を感じるようなこともなかったので、ちょっとびっくり。

なかを切ってみるわけにもいかないですが、ぜんぜんポリティが入っていないってわけでもないらしく、全体の30%と微妙な量だけは入っているらしいですし、面倒くさいので、まぁいいかなぁと。

人体に有害な物質が使われているわけでもないことと、そんなに高価な品物でもないので、わざわざ返品・交換してもらう気は全くありませんが、なんといいますか、これもプラシーボ効果のひとつだったのかもしれませんね(苦笑)

まぁでも、安い割には強度や弾力性がしっかりしていて、マットレス不要で敷いて寝ても楽な布団だったので、またくたびれてきたら買いたいなと思ってます。

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