近鉄電車のアーバンライナーの格安チケットが値上がりしてた

大阪難波~近鉄名古屋の移動に最適な、近鉄アーバンライナー。

新幹線よりもおすすめしたい理由については、こちらで暑苦しく熱弁するとして(苦笑)、ちょっとでも安くいきたいという方にアナウンスです。

4月からの消費税アップ(8%)で、格安チケットの販売価格も少しあがってしまったようです。

具体的には、50円のアップ。たとえば、近鉄難波駅の長いエスカレーターを上ってすぐのところにあるチケットショップでは、アーバンライナーのレギュラーシートが3300円で販売されていたのですが、2014年5月現在の販売価格は、3350円でした。

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税率が10%にあがったら、また50円アップするのだろうと思うと、ちょっと気が重いですね・・・。

ほかのチケットショップではどうなのかと思い、別の店にも寄ってみました。

なんば高島屋正面から地下に下りる階段を下りると、大阪でも老舗の地下商店街「なんばウォーク」ってのがあります。

階段を降りてすぐのところに、これまた老舗の喫茶店&和菓子屋さんの「もぐら屋(みたらし団子で有名)」というお店がありますが、その隣にあるチケットショップだと、やっぱり3350円。

うーん、どの店も値上がりしてるみたいです。

ただし、高島屋の真正面に甲南チケットという金券ショップでは、3300円でした。

もっとも、このショップはもともと3250円で販売されていたのですが、値上げして3300円ということなので、やっぱり一律50円のアップということで間違いなさそうです。

この界隈では、やはりこの甲南チケットが最安値のようなので、近くまでよる機会がある場合はおすすめです。

そういえば、チケットの色もピンクからブルーに変わってました。

アーバンライナーの格安チケット

さて、いまさらながら、アーバンライナーの格安チケットについて、ちょっと基本的な情報も記載しておきたいと思います。

もともとアーバンライナーの乗車料金は、普通運賃と特急料金の組み合わせで構成されています。

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在来線(普通・準急・急行)なら普通運賃だけで大阪~名古屋まで移動することはできますが、「特急に乗りたい場合には、特急料金が必要ですよ」という2段構成になってます。

アーバンライナーは全席が指定席なので、特急料金が指定席代も兼ねているということですね。

というわけで、普通運賃と、特急料金との合計が、アーバンライナーで移動するための基本乗車料金となります。

うえの例でいえば、普通運賃の2360円と、特急料金の1900円の合計4260円が、大阪難波~近鉄名古屋間のアーバンライナーの正規の乗車料金ということになります。

ちなみにDX料金というのは、デラックスシートのこと。新幹線でいうところのグリーン車です。

レギュラーシートの車両よりもゆったりと席が配置されていて、リクライニング仕様になっているので、よりくつろいで移動することができるというものです。

特急とはいえ、新幹線よりもゆっくりと走る電車なので、もっとくつろいで楽しみたいという方や、荷物が多い場合は、とても楽だと思います。

格安チケットの使い方としては、きっぷの窓口でこのチケットを渡し、特急券と乗車券のセットに引き換えてもらいます。

もちろん、必ずしも大阪~名古屋まで移動する必要はなく、手前の駅で降りることも可能です。

たとえば、名古屋駅の手前である桑名駅や、難波駅の手前である鶴橋駅などです。

窓口でチケットを引き換えてもらう際に、「●●まで」といえば、その指定の駅までの切符を発行してくれます。

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手前の駅で降りると普通運賃の値段も下がるわけですが、それでも格安チケットで購入した方がまだ安いっていうケースもありますので、移動する目的地にあわせて正規料金を払って切符を購入するか、格安チケットを購入して切符に引き換えるかを決めてください。

もちろん、格安チケットだからといって席が選べないなどの不利な条件は一切ありません。

唯一のデメリットとしては、ネットでの席予約ができないことですが、チケットをもって窓口にさえいけば最長1か月先までの予約ができますので、それほど困ることはないだろうと思います。

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ぜひ、安く、快適な旅をお楽しみくださいませ。

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