弥富金魚で有名な老舗の金魚屋さん「まるとみ金魚」に行ってみた(写真付き)

愛知県の弥富市は、金魚の養殖がさかんです。

夜店の金魚すくいなどでもよく見かける出目金などのほか、らんちゅうやコメットなど、本当に驚くほどの種類がいる金魚ですが、弥富地域で養殖された金魚は特に「弥富金魚」というブランド名で知られていて、品評会でも数多くの賞を取っています。

そんなわけで、日本有数の優良ブランドのひとつとなっていることから、全国からたくさん業者が買い付けに来るだけでなく、観賞用の高級金魚マニアの間でも人気があるため、お店の前にはベンツやハマーなどの高級車がよく停まっています。

そうした「金魚のまち」として知られている地域がらもあって、弥富エリア近郊の国道1号線沿いには、金魚の販売店がたくさんあります。

一般客は入りづらそうな雰囲気を漂わせていますが、どのお店も意外とフレンドリーで、フツーの方でも1匹単位で気軽に購入することができます。

とくに土日や祝日は、業者ではない一般のお客さんはもちろん、小さなこどもを連れた家族連れの姿もよく見かけます。

そこで今回は、こどもと一緒に金魚屋に出かけてみることにしました。

今回行ってみたのは、国道1号線にある「まるとみ金魚」というお店。

写真だとサイズ感が伝わりにくそうですが、えらい大きな店です。

まるとみ金魚

電車で来る方は少ないかもしれませんが、最寄りの駅は近鉄富吉駅です。

大きな車庫を兼ねている駅でもあることから、鉄道マニアもよく見かける駅です。

駅のすぐ近くで、かつ1号線という場所なので、すぐに見つかると思います。

で、この「まるとみ金魚」さん。

かなり老舗のお店だそうですが、最近になって改装を行ったようで、一部改装中ではあるものの、入店しやすい、ずいぶんと奇麗なお店に様変わりしていました。

中に入ってみると、大きな水槽がドーンと配置され、なんだか近代的な感じ。

1匹100円のリーズナブルな金魚から、1匹4000円近くする高級金魚まで、きれいに整備・配置された水槽のなかにたくさんの金魚がいます。

どうやら自分で好きな金魚をすくって、中央のレジらしきところに持ち込むという、なんとなくほのぼのした感じの店。

金魚がメインですが、奥の方には錦鯉コーナーもあって、その奥にはすいぶんとデカい家が・・・。

たぶん、まるとみ金魚さんの持ち家なんだと思うのですが、まさに豪邸。

金魚御殿でございます。

何枚か写真を撮ってきたので、ちょっと紹介です。

水草やメダカ、(おそらく水をきれいに保つための)貝なども売ってます。

据え付け型の大型水槽だけでなく、夜店などでよく見かける感じの水槽も整然と並べられ、そのなかには様々な金魚がきれいに区分けされて泳いでいます。

とにかく種類が豊富で、ふだんなかなかお目にかかれないような珍しい金魚もいっぱいいます。

埋め込み設置式の水槽の中は、比較的高級な金魚が多い感じ。

と思ったら、割とリーズナブルでかわいい金魚もいます。

こんな感じで、洗面器と網がおかれていて、「ご自由にどうぞ」な感じ。

100円、200円で買える金魚も多数います。

自分で好きな金魚をすくえるので、まるで金魚すくいのようなノリ。こどもも大喜びです。

サイズがわかりにくくってアレですが、とにかくデカい金魚が多数。

見た目はどうみても金魚ですが、一見すると何の坂中分からん位のデカさです(笑)

で、会計を済ませようと中央付近のボンベのあるところにいくと、おじさんが袋に詰めてくれます。

破れにくい強力なビニールの中に、酸素と、緑色のプランクトン?なのかをサッとまぶしてくれて、手際良くゴムで縛ってくれます。

今回のお会計は、100円の金魚×3匹で、しめて300円・・・。

さんざんこどもが楽しませてもらった挙句の300円なので、安すぎて申し訳ない感じなのですが、こども的には大満足。

さっそく家に持ち帰って水槽の中に放流です。

丸一日遊ぶとしたら、それはちょっと退屈になりますが、日中1号線を通りかかることがあれば、ぜひ寄ってみると楽しいです。

初めてなら、たぶん2時間くらいはつぶせてしまうくらい、色々な金魚、錦鯉に出会えますよ。

超おすすめです。

 

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