石油ファンヒーターの選び方、活用方法、燃焼方式の違い、メーカー特色、エアコンとのコスト比較、リコール情報など 石油ファンヒーターの選び方

ダイニチのDXシリーズは、普及価格帯の製品と何が違うのか?

FW-72DXダイニチで最も高価な石油ファンヒーターに、FW-72DXという機種があります。

フラッグシップシリーズに冠される、「DX」の称号をつけられた、ダイニチの唯一の石油ファンヒーターです。

ダイニチの製品は、スタンダードモデルでも十分に高品質のため、基本的な暖房性能でいえば、普及価格帯の製品でも全く問題がないほどのクオリティですが、ハイエンドモデルとして製造されているDXシリーズには、業界ナンバー1のダイニチ ブルーヒーターブランドのプライドすら感じさせるフラッグシップモデルとなっています。

ダイニチの最上位モデル、DXシリーズは、ほかのラインナップとは、いったい何が違うのでしょうか?

ダイニチの製品ラインナップを見てもわかる通り、木造19畳、コンクリート25畳までに対応している製品は、オシャレな外観のFXシリーズと、このハイエンドモデルのDXシリーズにしか存在していません。

おまけに、DXシリーズは、木造19畳コンクリート25畳用のFW-72DXという1機種しか製造販売しか存在していないため、ほかのモデルとの比較をしようがありませんが、まるで高級車のようなラグジュアリーな外観で、操作パネルの液晶も、配置されているボタンも、高級感がただよう作りとなっています。

40秒で着火するスピード着火機能や、運転音を極限まで抑えるための低騒音ボックス機構、石油くささの元となる「燃えていないガス」を瞬時に遮断する機能など、ほかの機種でもおなじみの性能に加えて、高級感のある外観と、大出力の燃焼性能など、家庭用石油ファンヒーターの最高傑作といってよい製品となっています。

カラーリングも特別仕様。ほかの普及価格帯ラインナップは、プラチナシルバーやゴールドなど、金属質なすっきりしたデザインですが、このDXシリーズに限っては、ホワイトボディに大理石調パネルがコーティングされた「クールホワイト」と、木目調パネルがコーティングされた「プラチナブラウン」というラインナップ。暖房性能は当然として、高級なインテリアにも自然に溶けこむデザインが採用されています。

現在考えうる最高品質の安全性、暖房性能が搭載されていることからも、ダイニチのフラッグシップモデルにふさわしいクオリティとなっています。

アマゾンでの実売価格は41000~43000円程度となっているため、ほかの機種と比べても頭一つ抜きんでている価格設定となっていますが、価格なりの満足感を十分に得られる高級機種として、ハイエンド志向のユーザーの人気製品となっているようです。