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グルメンピックのパンフレット

調べてみた

グルメンピックの詳細とパンフレット

投稿日:2016年8月25日 更新日:

グルメンピックというイベントが話題になっていますが、突然の開催延期に参加予定だった店主さんたちが困惑し、テレビやニュースでも取り上げらました。

グルメンピックのパンフレット

偶然にも知り合いの飲食店が同イベントの参加を検討していたことがあったらしく、イベントの名前だけは知っていたのですが、まさか中止になるとは思ってもみませんでした。

その当時、「なんか、あまりに条件よすぎて、かえって怪しい気がする」と言っていたことを思いだします。

というのは、会場で使う調理器具が無料貸し出しされたり、ボランティアスタッフを用意してくれたり、当日の売り上げが一定金額に至らなかった場合は参加費が返金されるなど、出店者にとってあまりにも好条件すぎて「そんなオイシイ話、あるか?」と思っていたそうです。

グルメンピックの出展要項によれば、合計200店の出店が目標だったそうです。

報道では約170店舗のお店が返金を求めているとありましたが、仮に200店の募集が達成されていたとして、参加費20万円の出店者が50店で合計1000万円。残りの150店が参加費40万円の出店料を支払っていたとすると合計6000万円。

両方を合計すると約7000万円の出店料を得ていた計算になりますが、7000万円でこれだけ大規模なイベントを開催するのは難しいのではないかとも思えたのです。

当初の開催日程は、東京会場(味の素スタジアム)で

2017年2月13日(月)~ 2月17日(金)
2017年2月20日(月)~ 2月24日(金)

の10日間。

大阪会場(舞洲スポーツアイランド 空の広場)
2017年2月17日(金)~ 2月24日(金)

の9日間。

合計20日間近くの大規模イベントとなりますが、そうすると、会場のレンタル費用や、警備誘導、ブースの設置など莫大な費用がかかります。

たとえば、ご当地グルメイベントなどの場合、

・施工や計画策定に伴う委託費
・イベント会場における必要機材のレンタル代金(発電機とか)
・イベント会場のレンタル代金
・器や丼やはし等の購入費
・保険料
・ゲストや司会進行への謝礼金・交通費
・シャトルバスや警備の委託費
・保健所や警察への申請手数料
・広告宣伝費

など、様々な費用がかかりますが、公表されている歳出をみるかぎり、20店ほどの出店で2日間のグルメイベント(来場者数3万人程度)でも、約200万円程度の諸経費がかかるようです。

意外と安く感じられましたが、一方で「B-1グランプリin郡山開催による県内への経済波及効果」という白書によると、主催者による調達活動で約1億4000万円ほどのコストがかかっているようです。

もちろん、協賛企業がスポンサーになって出資してくれる可能性はありますし、お店を手伝ってくれるスタッフさんが全員ボランティアということもあると思いますが、想像以上に運営費用がかかるようです。

ただ、出店者やイベント参加者が現地のホテルを使ったり、交通機関を利用したり、近隣の飲食店で消費をしたりするなどの地域経済効果が見込めるため、たいていは市町村や地元企業などからも協賛を得ることが多いそうなのですが、グルメンピックの場合はそうした後援もなさそうでした。

また、気になるのは、大阪会場の舞洲スポーツアイランド「空の広場」は、火気厳禁ということで、これでは調理自体ができないのではないかと感じました。

また、グルメンピックというネーミングも妙に思えます。

グルメンピックは、あきらかにオリンピックをもじったネーミングになっていますが、オリンピックを想起させるネーミングやロゴデザインはオリンピック組織委員会が厳重に管理しているので、ここまで類似している名前のイベントを堂々と開催できるのも不思議だなぁと感じられた方も多いと思います。

そういえば2015年にオリンピックのエンブレムの問題があったとき、セブンイレブンの店員さんがおでんのタネでエンブレム風の風のデザインチラシを店頭に掲げて問題視された事件がありました。

オデンピック

当時、ツイッターなどで紹介され、「すごく風刺が効いている」「デザインセンスがある」とたいへん好意的に受け取られていた印象なのですが、そののちに東京五輪組織委員会が差し止めを求めました。

大手コンビニチェーンだからという理由もあるかと思いますが、1つのお店のチラシをここまで問題視するほどに厳格な大会組織委員会が、オリンピックに酷似したイベント名称を見逃すとは考えにくいです。

聞いたところによると、飲食店系のグルメイベントはとにかく出店準備がたいへんで、なおかつ食材が生もので日持ちしないため、計画的に少しずつ作り置きしておくわけにもいかず、

また、ほとんどのお店が小さな店舗のため、大量の食材をストックしておく設備は持ち合わせておらず、知り合いの冷凍庫におかせてもらったり、臨時でパートさんを雇ったりなど、たいへんな努力をされていると聞きます。

数千人~数万人規模の文化祭や町内会のイベントですら準備がたいへんですから、20万人規模のイベントともなると、想像を絶するハードワークですよね。

ここ最近は、インター根との普及もあってか、イベント開催経験のない主催者が多いといいます。

たとえば、頻繁に開催されているマラソン大会も、ずさんな企画運営が増えているそうで、いざ当日になってみると、給水施設がなかったり、スタッフが数人しかなかったり、そもそもイベント開催許可(道路使用許可)をとっていなかったりと、企画者本人は悪気がなかったものの、素人運営で実際には開催されなかった大会がたくさんあるそうです。

小さな飲食店経営者さんにとっては、500人分、1000人分の食材が無駄になることがどれほどお店にとって痛手になることかと思うと、本当に気の毒に感じます。

延期になるとしても、無事に開催されるとよいのですが・・・。

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