メインクーンの便秘との奮闘記録

もう8年目になるメインクーンがいます。

メインクーンの便秘

ほかのレビューでもちょいちょい顔を出しているので、知ってくださっている方もいるかもしれませんが、このメインクーンが8月下旬ごろから体調を崩しており、動物病院にいくことになりました。

主な原因は便秘です。

今現在も完治はしておらず、奮闘中ではありますが、メインクーンの便秘を解消するまでの奮闘記を時系列で書き記していきたいと思います。

できるだけ手を尽くしてきたつもり(尽くしているつもり)ではありますが、なかには間違った情報もあるかもしれませんし、実際には好ましくないこともあるかもしれません。

なので、とくに薬の投与などに関することなどは、ぜひ信頼できる獣医さんの指導や、猫ちゃんの体調を見ながら自己責任でお願いします。

目次

メインクーンの便秘が始まる

冒頭でも記載したように、メインクーンの体調が悪くなりました。

最初は、「毛玉でも吐いているのかな」「エサが気に入らないのかな」くらいに考えていたのですが、どうやらそうではないようでした。

動物病院に行こうと決心した直近の出来事としては、部屋で嘔吐を繰り返すようになったからです。

また、夜中に突然、何もない空間に向かって「ウー」と低いうなり声をあげたり、挙動が少し変だと思うこともあり、ただごとではないと思い始めた矢先でした。

そういえばここのところ、あまりウンチをしないなぁと思っていたのですが、気にしてトイレを見てみると、やっぱり今日もしていない。

している日も、すごく硬そうなのが少しだけと、様子が変だと思っていました。

そうして便秘の疑いがあると確信するに至り、動物病院で見てもらったところ、レントゲンで見る限り、やはり大量のうんちが詰まったままになっている様子。

初日の診断で薬を処方してもらいましたが、翌日になっても排せつをしなかったため、再度来院することに。

けっきょく、麻酔をかけて指で掻きだしてもらうことになりました。

そのついでに、もう何年もカットしていなかったため、そのままバリカンでライオンカットもお願いすることに。

benpineko2

血液検査やら預かりやら処置やらで、2日で5万円近い治療費となってしまったのですが、これで体調が戻るなら、いいやと思っておりました。

それから1カ月しても、やはり便があまり出ていない様子。

水道水を出しっぱなしにする作戦

そこでつぎにやってみたことが、水対策でした。

もともとカリカリしか食べないうえに、銀のスプーン以外はほとんど食べてくれないというヘビーな偏食のせいで、水気のあるエサを与えるのが難しい状況。

しかも水は、汲み沖のものは一切のまず、水道からしたたる水しか飲んでくれないので、夜中はキッチンの水をポタポタと出しっぱなしにすることにしました。

いつ飲んでくれるかわからないのですが、これも仕方ありません。飲んでくれていることを祈って、しばらくは出しっぱなすことにしました。

ストレス軽減作戦

つぎに取り組んだのが、ストレスを出来る限り減らすための対策。

トイレ環境の整備と、隠れ家(苦笑)の提供です。

猫用のトイレと言えば、デオトイレと、ニャンとも清潔トイレの2つが定番です。

わが家も最初はデオトイレを利用していたのですが、劣化してきたために今年の2月頃にデオトイレに変更したのでした。

これが原因だとはとても思えないのですが、いくらかでもストレスが減ることに貢献できるかもしれないと思い、再度デオトイレを買い直しました。

ニャンとも清潔トイレは捨てるつもりだったのですが、、なんとなく使い分けている感じがするので、いまのところは2つとも置いております・・・。

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上記の左側がデオトイレ。昔は緑だったのですが、今はラベンダーとベージュになっているみたいです。

そして次に購入したのが、屋根付きの爪とぎ。

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爪とぎは気に入ってよくやっていたのですが、箱状になっているタイプの方が、より安心してガリガリできるんじゃなかろうかと思い、アマゾンでも人気だった爪とぎを買ってみました。

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これ、組み立てるのが結構大変で、苦労しましたが、なかなかかわいいし、いい感じ。

体長があるので、まさに頭隠して・・・の状態には違いないですが、落ち着くみたいです。

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メインクーンには狭いみたいですが(苦笑)、すっぽり感のある狭いところが好きみたいですし、気に入って使ってくれているので、気分転換にはなっているかもしれません。

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これは意外にいい買い物でしたので、おすすめです。

腸の調子を整える作戦

つぎに取り組んだのが、積極的な腸内環境の整備。

ペットの便秘について調べてみると、どうやらビオフェルミンを与えている飼い主さんが多いことを知り、試してみることに。

ビオフェルミンは薬ではなく、ヤクルトみたいなものなので、安全性にも問題ないだろうと判断し、溶けやすいタイプのものを選んで与えてみることにしました。

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ただ、エサにまぶしたり、ウェットフードに混ぜることは難しかったので、小動物へのエサやりなどにも使われている、プラスチックシリンジも一緒に購入しました。

シリンジとは、注射器のことです。

針がついておらず、先が細くなっているだけのプラスチック製の注射器です。

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使い方はこんな感じ。

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まず小さなコップに水を入れておいて、それをシリンジで吸い出します。

10ミリグラム程度だけを残し、それを小さな容器に入れます。

そこにビオフェルミンをスプーン1杯入れて溶かします。

溶かしたビオフェルミン溶液をシリンジで吸い出します。

少しずつ空気を抜きます。

これで、10ミリグラムのビオフェルミン弾の完成です。

さすがに嫌がるので、押さえつけて口に注入するのですが、味自体はほんのり甘いだけの刺激のないものなので、意外と素直に飲んでくれているようです。

このビオフェルミンを使い始めてから2日くらいすると、相変わらず便は硬いままですが、少しずつ出してくれるようになりました。

下剤と浣腸で強制排出作戦

たまにカチカチの便は出すものの、あいかわらず便秘が改善されないようなので、いよいよネットで見つけた便秘薬を試してみようと思いました。

ほとんど泣かない猫なのですが、何もない空間に向かって「うー」やら「ニャオ」やらを発することがあり、あいかわらずちょっと具合が悪い様子なので、やはり苦しいのだろうと思いました。

購入したショップはここで、動物病院などで利用されている専門的な薬などが購入できるようです。

まず、マイクロラックスという浣腸を購入しました。

それと一緒に、ラクサペットという下剤も購入しました。

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