カーエアコンのACボタンの謎。冬場のエアコン代はタダだった

車のエアコンスイッチには、A/Cと書かれたボタンがあります。

カーエアコンのA/Cボタン

文字通り、エアコンを意味するスイッチです。

Air Conditioner(エア・コンディショナー)の略で、つまり「空調」ということです。

でも、そもそも何のためにあるのか分からずにおりました。

冬場に車内が寒いときにエアコンを利用する際、このボタンがオフになっていても、暖かい風は出ていたからです。

「エアコンボタンを押さないと温風が出ないと思いこんでいたのですが、押さなくても温風が出るとなると、いったい何のためについているボタンなのだろう?」

と疑問に思うことはあれど、カーエアコンとて自宅で使っているエアコンと同じようなものだと考えていたのですが、どうやら微妙に違っていたようです。

というわけで、もう20年近くも「良く分からんけど、まぁいいや」で済ませてきたのですが、調べてびっくり。

このA/Cボタンには、ちゃんと意味といいますか、役割があったのですね(そりゃそうですよね)

車におけるエアコンは、冷房・除湿を差します。

よって、夏場に社内の温度を下げたいときには、エアコンボタンをオンにしておかなければ、いつまでたっても冷たい風が出てきません。

しかし、冬場に暖房目的でエアコンを利用するときは、基本的にオフのままでOK。

というのは、エンジンが熱を発するので、ほうっておいても暖かい風はつくられているからです。

ただし、曇ってきたときには除湿する必要がありますので、エアコンスイッチをオンにすることで曇りを取り去ることができます。

カーエアコンのA/Cボタン

エアコンを使うと燃費が悪くなってしまうイメージなのですが、すくなくとも暖房目的でエアコンを利用する場合は、ACボタンをオフにしておけばタダです。

真冬で寒いときでも、いままでガソリンをケチってエアコンをつけないこともあったのですが、冬場には全然意味がないということを知ってびっくりでした・・・。

暖房も冷房もエアコンというイメージで、暖房の方が燃費が悪くなりそうなイメージを持っていたのですが、大いなる誤解でした・・・。

というわけで、冬場のエアコンはタダですので、ACボタンをオフにして気前よくガンガン使いましょう。

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