愛知(東海地方)の小学校の自由研究で指定される「B紙」って、何だ?

夏休みといえば、こどもの自由研究がなかなか大変っぽいんですけれども、紙として指定される用紙に「B紙」ってのがあるんですね。

どうやら、岐阜や愛知などの東海地方では普通に使われる言葉なのだそうですが、他府県からやってきた人間からすると、

「BC?」

「ビーシ?」

くらいピンとこないもの。

これまでも、戸惑っていたのですけれども、どうやら「模造紙」という意味合いで使われるものなのだそうです。

知り合いに聞いても

「B紙はB紙だがね」

と、よくわかったような、わからないような感じで、なんとなくそれっぽい用紙を使ってきたのですが、なんかいつも違う用紙っぽくて・・・。

で、ウィキペディアによれば、模造紙を表す方言のひとつのようなのですが、B1サイズを表す模造紙だという表記を見て、B1の用紙を買ってきて、そのあまりのデカさに「本当にこれでええんかいな・・・」と思いつつ。

学校に持って行ってみると、案の定、ウチだけ巨大すぎる自由研究(苦笑)

そりゃ、どう考えたって、788×1091って、デカすぎますよね・・・。

駅の構内に貼ってあるポスター並のサイズですから。

b-shi

だって、これのさらに倍の大きさなんすよ。

机の上にも載らないじゃねーかなんて思ってたんですけれども、どうやら、B2、B3という意味合いすらもなく、単に「模造紙」を表すだけの言葉のようです。

b-shi2

おまけに、別に画用紙でもよかったっぽく、「ほんなら、何のこっちゃねん」という感じなんですけれども、まぁそれ系の自由研究に使うような紙全般を指す言葉だということに慣れるまでに、けっこう時間がかかってしまいました。

ということで、もしも学校で「B紙」を指定されて、「なにそれ?」状態の人は、とりあえずスーパーや文具やで「B紙くらさい」と告げたほうが、かんたんかもしれませんね。

サイズを聞かれたら、指定サイズがない限りは、まぁ4つ切り、くらいでいいんじゃないかと思いますよ。

それにしても、ところ変われば、県民ショーですね。

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