日立の掃除機、CV-PR8を絶賛する10の理由

先日に紹介した日立の紙パック式の掃除機『CV-PR8』ですが、注文してから2日後に実機が届きました。

入念に調べたうえで購入したつもりだったので、想像していた通りの使い心地でとても満足しているのですが、実際に使ってみると、思いのほか素晴らしい機種であり、隠れた名機だと感じましたので、もっと詳しく紹介してみたいと思います。

その前に、このCV-PR8という機種は、紙パック方式なのですが、なぜ紙パック方式を選んだのかといえば、我が家があまりにハイペースでゴミがたまってしまうからなのです。

わたしの家には、メインクーンという種類の猫がいますが、体長が大きいために、抜け毛の量もハンパないわけです。

それだけでなく、猫砂の砂をこぼすこともありますし、ドライフードのえさを床にこぼすこともありますし、生え変わりのシーズンになると、抜け毛の量も恐ろしい量で、まるで「ごみ精製機」のような勢いで、凄まじい抜け毛の量になるのです。

これまでは、吸引力を優先してサイクロン方式の掃除機も使っていましたが、わたしの経験からすれば、ペットの抜け毛を頻繁に掃除しなければならない人には、絶対に紙パック式の方がおすすめなのです。

というのは、メンテナンスが非常に面倒だからです。

サイクロン方式は紙パックが存在しないため、ゴミがたまるたびに本体からカートリッジを取り出して捨てなければならないのですが、いくらサイクロン方式といえども、フィルター周りにゴミがたまってしまうと、あっという間に吸引力が落ちてしまいます。

そのため、ゴミを捨てるときには、いつも決まって新聞紙を広げ、そこにゴミを振り落としつつ、フィルタ周りをハケで掃除しつつ・・・という作業を強いられ、かえって面倒くさいことと、メンテナンスのたびに舞い散るホコリを気にしなければならないので、衛生的でもないと思い、紙パック式への買い替え(というか、逆戻り)を決めたという経緯があります。

サイクロン方式は、構造上、理論上は吸引力が落ちないということになっていますが、ダイソンの掃除機であったとしても、現実的にはそこまでメンテナンスフリーというわけにはいかないのです。

なので、どちらを買おうか迷っている方には、無難で手軽な紙パック式の掃除機をおすすめするのですが、ペットを飼っていない人にでもぜひおすすめしたい隠れた名機が、日立の『HITACHI 紙パック式クリーナー CV-PR8』なのです。

販売しているサイトでは、型番にCV-PR8-Aなどといった表記をしているものもありますが、このAという表記はブルーのことを表しています。といっても、この機種に限っては、カラーがブルーの1色しかないので、表記の必要はないと思いますが、メーカーの名残なのだと思います。

さてさて、このCV-PR8ですが、わたしが絶賛する理由がいくつかあります。

具体的には、10こあります。

1.パワーヘッドの側面にスリットがあるので、壁際のゴミまでちゃんと吸ってくれる
壁際のほこりまでちゃんと吸ってくれることと、ヘッドが床面に対して一定の余白ができる(高さの余裕をもった)構造になっているので、多少大きめのゴミやほこりでも吸い取ってくれる。こぼれた猫砂やドライフードなども吸い取ってくれるので、助かっています。

2.吸いとる面が、床面に対して常に垂直になるため、吸引力が落ちない
ペタリンコ構造というらしいですが、どういう動かし方をしても常にヘッドが浮かないように駆動するため、ゴミの取り逃がしがない。

3.ペタンコになるので、ソファーやラック下の掃除が楽
これもペタリンコ構造の恩恵ですが、ノズルを伸ばしたときに完全に水平にできるので、高さのない場所の奥のゴミも取れる

4.紙パック式なのでゴミ捨てが気軽で簡単で清潔
これは前述のとおりですが、互換の紙パックも使えるので、ランニングコストも安いです。

5.軽く押しただけでスイスイ進む軽さ
ちょっと前に動かしただけでスーッと動く感じで、とにかく軽いです。フローリングのときは気がつきにくいですが、カーペットの部屋だとびっくりするほど軽いことに気がつきます。

6.パワーヘッドのローラーが自走式
ローラーブラシ部分がモーターで自走するタイプなので、強力に書き込んでくれます。
手元でオンオフもできるので便利。

7.パワーヘッドのローラーの掃除が楽チン
ローラーに糸くずや髪の毛が巻きついたりすることもあるので、このブラシの部分の掃除もたまに必要ですが、多くの機種ではコインなどを使わなければ外せない構造。それにもかかわらずこの機種は、何も使わずにワンタッチで外すことができます。

8.本体が小型で小回りが利くのに安定性がある
本体は小型で軽量のコンパクトサイズですがホイールが大きめなので、安定しているだけでなく、小回りもききます。

9.吸引力が非常に強力である。
610Wと必要十分なスペックなので、吸引力不足を感じることは無いと思います。さすがはモーターに定評のある日立です。

10.とにかく値段がえらく安い
これだけ十分な機能ながらも、実売価格で13000円前後と、驚異的なお値打ち感。安いところだと、12000円強で購入することができます。

値段が高くて良いものなら、それはそれで当り前の話なのですが、とにかく日立の掃除機は出来が素晴らしいです。

これだけの充実した機能と内容で、販売価格が12000円台という機種は、なかなかないと思うのですが、あまり広告費用をかけていないからなのか、本当にお買い得な機種だと大満足しています。

音は若干うるさい部類だと思いますが、それを割り引いても余りあるお値打ち感のある機種ですので、メーカーへのこだわりがなく、安くて良い掃除機を探しているのなら、超おすすめの素晴らしい機種です。

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