家庭用発電機の選び方や比較、価格、使い方、注意点など、発電機の家庭用タイプの情報を提供。 家庭用発電機の選び方ガイド

計画停電に発電機は使えるか?

深刻な電力不足が生じた場合、エリアをグループごとに分けて順番に停電をさせる施策のことを、輪番停電【りんばんていでん】や、計画停電といいます。

こうした状況の際に、発電機は役に立つのかということですが、実質、利用できないと考えたほうがよいでしょう。

というのは、そもそも発電機は電源がない場所で利用されるべきものであり、いわゆる非常用電源として利用することは目的が異なるからです。

大きな病院などでは、自家発電装置を備えていたり、一定の電力を供給できるよう、蓄電池を兼ね備えていたりするものですが、家庭内の電気をすべて補えるだけの大容量の発電機は、コストやそのほかの要因で現実的ではないからです。

家庭用発電機といえども、屋内での使用は原則として不可能だということのほか、かなりの音を立てます。いくら低騒音タイプの発電機といえども、60デジベルといえば原付自転車が真横でずっとエンジンをふかしているようなものですので、仮に室外のベランダなどで利用するというケースでも、近隣の迷惑となりトラブルに発展する可能性が高いと考えられます。

これは、ガスボンベを利用するエネポでも同じです。ヤマハの静音の家庭用発電機よりも、むしろ騒音レベルは大きいくらいです。

ただ、家庭内で医療器具を利用しているケースなど、電気の停止が命にかかわるという大変な状況もあるかと思います。そこで役立つかもしれないのが、車のバッテリーを使う方法です。

カー用品の中には、車で家電製品を利用できるようにするためのインバーターという機械があります。

発電機の代わりに使える車用のインバーター簡単にいえば、車のバッテリーからコンセントの100Vを作るための機器で、価格は3000円程度と手ごろです。

機器の性能は、周波数対応や波形の精度、電力量(W)、変換効率(80%が目安)などが変わってきますが、どちらでも使用できる簡易タイプの製品が多いです。そのため、シビアな電圧管理が必要のない電化製品なら、ほとんどのものが使用できます。

カー用品専門店や、ネット上の通販サイトなどで比較的簡単に入手できる製品なので、停電対策のひとつとして加えておいても損のない一品だと言えます。