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発電機として利用できるプリウスが登場

トヨタ自動車の発表によると、ハイブリッドカーとして発売されている同社の「プリウス」で大容量電源が利用できる装置を発売するとのことです。

トヨタのプリウスが世界初の量産型ハイブリッドカーが世に送り出されてから約20年。

その間、初代プリウス、2代目プリウス、3代目プリウスと着実に進化を続けてきたプリウスシリーズですが、家庭用のコンセントを搭載できるプリウスが登場しています。

もっとも、標準で装備されているわけではなく、ハイブリッドカーのプリウスと、プラグインハイブリッドのプリウスPHVの両車種に対して、オプションという形です。

もともとこの発想は、災害時の電源供給元としてエスティマハイブリッドに搭載されていたアクセサリーコンセントが、非常用電源として非常に役立てられた実績から、同じくハイブリッドカーとして人気の高いプリウスシリーズにも転用された形です。

気になる価格は、プリウスで6万円弱、プリウスPHVで9万円弱と、コンセント機能を付与するだけの価格としては割高ですが、最大電流が1500Wまで供給可能と大容量であることから、一般的な発電機と同等以上の発電能力をもったデバイスとして注目されています。

特にプリウスPHVの発電効率は非常に優れており、蓄電池を使い切っても、ガソリンでエンジンを回せばさらに発電・充電することができるため、一般家庭で消費する4日分相当の電気をまかなえるといいます。

自動車から家庭用の電源を取る方法は、安価なトランスを使っても可能でしたが、これはエンジンの回転を電気に変えているわけではなく、あくまでも自動車のバッテリーを電源供給元とするため、エンジンを回すことで充電することは現実的ではありません。

また、電圧も不安定なことが多いため、キャンプや一時的な非常用電源としては利用できるものの、発電機の代わりになるほどの性能は期待できませんでした。

同じ100Vの電圧をとれるといっても、2A程度の電流なので、せいぜい携帯電話の充電器代わりにしたり、電力をあまり必要としない電気系、モーター系の製品しか利用することができません。

しかし、今回のハイブリッドカーによるアクセサリーコンセントは、ハイブリッドカー特有の大容量の蓄電池を電源供給元としながら、なおかつエンジンを回すことで発電することもできるため、いわば巨大な発電・蓄電システムのようなもの。

ドライヤーや炊飯器など、大きな消費電力を必要とする家電製品でも、十分に運転させることができるため、安価なトランスなどのカー用品とは、まったくの別物だと考えた方がよいでしょう。

価格は少々値が張りますが、パナソニックなどから発売されている、家庭用の非常用電源が10万円前後であることを考えれば、決して高い買い物ではないかもしれません。