WindowsXPでファイルサーバーを構築する
ファイルサーバーを構築するにあたっては、サーバー専用マシンにサーバーOSをインストールして使うことが好ましいです。けれども、社員3~5人程度で利用するファイルサーバーに、高額なサーバーOSを導入するのは、コスト的に躊躇するという方も多いと思います。
かといって、ライセンス費用のかからないLINUX系のOSを導入すると、どうしてもUNIXの知識が求められるので、トラブルが生じた際にお手上げということにもなりかねません。
そこで、サーバーメーカーは推奨していないものの、サーバーマシンにwindowsXPをインストールして使うという手段もあります。
「ファイルサーバーの上手な買い方」でも触れていますが、わたしの場合はDELLで購入したデスクトップ型サーバーマシンに、windowsXPをインストールして使っているファイルサーバーがあります。
サーバーOSならではの高度な運用管理(複雑な権限設定や監視機能)はできませんが、WEBサーバーなどで外部に公開予定もなく、勤務時間にみんなが接続できるマシンさえあれば事足りるという会社の場合なら、WindowsXPをOSにした簡易ファイルサーバーでも十分に役割を果たしてくれると思います。
ただし、サーバーとして発売されているマシンに、サーバーOSではないWindowsXPをインストールするには、インストール時にちょっとしたコツが必要なことがあったり、ドライバが提供されていないことがよくあります。
そうしたコツは、こちらのページに先人達が人柱となって実験してくれたものがwikiとしてまとめられているので、安価にファイルサーバーの導入をしたいと検討している方には、情報の宝庫になると思います。
ただし、OSがWindows XPなので、高度な管理機能や、LANボードを2本分束ねて通信帯域を太くするという、サーバーOSならではの使い方はできませんが、本体がサーバー用として作られている機材を使うと、ハードウェア自体の堅牢性には大きな安心感があります。
WindowsXPでサーバー構築する実際
実際にWindows xpをサーバーOSとして利用する際は、Windows xp Proを利用することになります。HomeEditionでは代用できませんので、気を付けてください。
さて、WindowsXP Proをファイルサーバーとして使う場合のファイル共有方法はとっても簡単です。共有したいフォルダを1つ作り、そのフォルダを右クリックし、以下の様な設定を行うだけで共有が可能になります。

ただし、システムのプロパティ画面で、ワークグループを同じ名前にしておかないと、ほかのコンピュータからファイルを見に行くことができませんので、その点は注意してください。

特定の部署からのアクセスは「閲覧だけ」などの細かな権限設定を行うには不向きですが、部署単位でのファイル共有や、小さな会社の情報共有には十分に使えると思います。
