サーバー向けOSの特徴一覧
ここまで紹介したOSの他にも、まだまだサーバー向けOSは存在します。また、統合的な機能を持つサーバーOSだけでなく、特定の機能を提供するためだけに作られたOSもあります。
たとえば、きらら21がリリースしているユニークなファイルサーバーソフト「だいこん」は、CD-ROMから起動するだけで簡単にファイルサーバーを構築することが出来ます。
また、Windows系のOSであっても、NAS(※ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ専用機)などに採用されている、Microsoft Windows Storage Server と呼ばれる特殊なラインナップなども存在します。
このように、ひとくちにサーバーOSといっても、実現したい機能や管理者のスキルによって、実に様々な選択肢があるのですが、サーバー初心者にとって最も重要なことのひとつが、情報の入手のしやすさではないでしょうか?
中小企業のサーバー担当者は、必ずしもサーバーやネットワーク知識が豊富であるとは限りません。「社内で一番詳しそうだったから、たまたま」と理由だけで管理者に抜擢され、既存の業務と兼任というパターンも多いかと思います。
トラブルが起きた際に「すぐにリソースにたどり着ける」ことが、ある意味においてサーバー初心者にとって何よりも重要視される選択のポイントになるのではないかと思われます。
先に挙げた3つのサーバーOS(プラットフォーム)は、比較的多くの情報を容易に入手することができ、様々な運用ノウハウが蓄積されていることからも、甲乙つけがたいOSではありますが、ここで一旦、各プラットフォームの特徴を一覧にまとめてみましょう。
| プラットフォーム |
Windows系サーバー |
LINUX系サーバー |
Apple系サーバー |
| 特長 |
Microsoft製のサーバーOS。Windowsと同じ操作感なので、使い慣れている方には操作に困らない。ただし、攻撃の対象となりやすいので、日々の情報収集は必須。 |
もともと無償で提供されているOSなので、導入時のコストが優れており、かつ高い安定性・堅牢性を持つ。ある程度はGUI化されているが、基本はコマンドラインによる操作なので、文系にはつらい可能性がある。 |
GUIによる操作性が優れており、初心者にも優しいつくり。UNIX直系のOSでもあることから、堅牢性にも優れている。シェアの少なさが幸いし、ウィルスによる脅威が少ない。 |
| 導入コスト |
ライセンス数によっては高額になることも |
非常に低価格 |
低価格
※ただし、Apple製の筐体でしか動かないので、トータルコストでは差が出ないこともある。 |
| 情報の得やすさ |
数多くの入門書席が発売されていることから、容易に得ることが可能。 |
商用パッケージであれば、ベンダーからのサポートを受けることは出来るが、基本的に難しい。 |
シェアが少ないことから数は多くないが、分かりやすい解説書が多いため容易。 |
| 管理者のPCスキル |
ある程度のネットワーク知識があれば、それなりに使いこなせる。 |
高度なネットワーク知識やLINUXの操作経験がなければ、運用は難しい。 |
ある程度のネットワーク知識があれば、それなりに使いこなせる。 |
| サーバー初心者へのお奨め度 |
★★★★☆
Windows系のクライアントマシンが中心の場合は、迷わずこれ。 |
★★☆☆☆
LINUXに詳しい担当者がおり、コストパフォーマンスを求めるならこれ。 |
★★★★☆
Appleマシン中心、もしくはクリエイティブ(右脳派)志向ならこれ。 |
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