APPLE系サーバーOS
Appleから提供されているのサーバーOSには、グラフィカルなデスクトップ操作で定評のある、MacOSを踏襲したMac OS X Serverがあります。
ちなみに、Microsoftや各種LINUXベンダーが提供しているサーバーOSは、いわゆるDOS/V互換機(WIndowsが動くハードウェア)で動かすことが出来ますが、Mac OS X ServerはAppleが生産しているハードウェア上(PowerMac G5 やXserve G5など)でしか動きません。
アップルのサーバーOSの中核はUNIXで形成されていて、Aplle伝統の「分かりやすい・やさしい」操作感はそのままに、強固なセキュリティ機能や安定性を備えています。
すべての設定をGUI(グラフィカルな画面をマウスとキーボードで操作する)上で行うことが出来るため、LINUXのように、「ある程度の知識がなければ設定さえならない」ということにはなりにくい事が特徴です。
当初よりWindows系パソコンとの親和性を強く意識して開発されたOSでもあるため、クロスプラットフォーム環境に長けたサーバーOSでもあり、Macはもちろん、Windows、Linuxクライアントへのディレクトリサービスの提供、ファイルとプリンタの共有、安全なネットワークアクセスサービスを提供することが可能です。
通常、サーバーOSは、接続しにくるクライアントPCの数によって、ライセンス費用が大幅に変化しますが、 Mac OS X Serverは接続クライアント10台までの10クライアント版が6万円弱、クライアント接続数が無制限のUnlimitedクライアント版は10万円弱と、商用サーバーOSとしては非常に導入しやすい価格であることも見逃せません。
Apple製の筐体でしか動かないことから、サーバーOSとしてのシェアこそ少ないものの、音楽業界やコンピューターグラフィックス業界、映像編集、パブリッシング業界など、クリエイティブメディアでは絶大な支持を誇るサーバーOSです。
直感的な操作が行えることから、ネットワーク知識やコンピューティングノウハウに精通していなくてもそれなりに使いこなすことが出来る点も、大いに注目できる点です。
その他、シェアが少ないことが幸いしていることのひとつに、コンピューターウィルスによる被害が少ないことも挙げられます。
デザイン会社や音楽プロダクションなど、社内でのPC環境がアップル寄りな会社にとっては、最適な選択となります。
