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オリンパスのデジカメ SZ-30MRを買ってみた。



オリンパスから発売されている24倍光学ズームのデジカメ、SZ-30MRを買ってみました。

SZ-30MR

型番に付与されているMRというのは、Multi-Recording(マルチレコーディング機能)のことで、同時に複数の撮影ができるという特殊な機能。この機能こそ、SZ-30MRが、SZ-30MRたる理由でもある最大の目玉です。

動画を取りながら写真も撮れるというのは当たり前で、ズームの動画を撮影しながら、同時に引きの動画も撮影できるといった、他の機種には存在しないような、まさにミラクルな機能を持っています。いわば、ダブル録画できるレコーダーみたいな感じですね。

望遠能力と写真の美しさから、デジタル一眼へのあこがれはあるものの、あの重量が辛く感じ、どうしてもデジタル一眼を買えないわたしが現在も所有しているのは、コンパクトデジカメながら光学12倍ズームで撮影できるパナソニックのDMC-TZ7と、光学36倍で撮影できる(コンパクトではない)デジカメ、ニコンのCoolpix P500です。

普段撮りに使う気軽なカメラにDMC-TZ7を使い、遠くのものや望遠を生かした撮影をしたいときはP500を使うという使い分けで、ほとんどの用途に事足りています。

特に、DMC-TZ7の方は、気軽に使えるがゆえの選択なので、いつもジーンズの後ろポケットに突っこんだままウロウロしていたのですが、そのために外観も相当に傷だらけ。コンデジなのに結構なズーム能力と、さすがは家電メーカーのパナソニックとばかりに、ハードな環境下でも故障しない頑丈さが最大の利点でもあったのですが、さすがに2年も使っていると耐えられず、とうとう寿命がきてしまったようです。

どうやらアテどころが悪かったらしく、ズームの調子が悪くなり、レンズの出し入れが遅くなる症状が頻発するようになってしまったのです。

今までこんなに過酷な条件でも使えていたこと自体が驚きなので、本当に良いカメラだったのですが、次回もまた同じような「雑に扱ってもいい、ズームなコンパクトデジカメ」を探していたのです。

そこで迷った機種のコンパクトデジカメの候補が、パナソニックのDMC-TZ20と、富士フィルムのFinePix F600EXR、そしてニコンのCoolpix S9100の3機種。

いずれもコンパクトながら15倍以上の光学ズームを搭載しているうえ、画素数もDMC-TZ7よりもはるかに高性能です。
ということで、それぞれ試し撮りをしてみたのですが、店内という環境もあってか、S9100はズーム時のブレが激しかったので意外と期待外れ。

F600EXRは応答速度の気持ちよさや、ピント合わせも申し分なかったのですが、なんとなく面白みに欠けてパス。

最後のDMC-T20は、発売されたばかりの最新機種にもかかわらず、販売価格が15000円程度になっていたことからも、強く心を惹かれました。

個人的には、パナソニックのデジカメを長年愛用しており、歴代の機種のいずれも使いやすさが抜群だったため、今回も素直にTZ20を選ぼうとは思ったものの、ちょっと違うメーカーの機種も買ってみたくなりました。

そこにすい星のごとく滑り込んできた候補機種が、オリンパスのSZ-30MRという機種。

たまたまアマゾンの候補に表示された、オリンパスのSZ-10という機種のレビューを見てしまったからなのです。

光学18倍ズームでCCD搭載のこのカメラは、なんと新品価格でも12000円を切る価格で販売されていたことにも驚きましたが、一番心に引っかかったのが、投稿されていたレビューの内容。

オリンパスが上場廃止になるかどうかというタイミングもあって、「幻の銘記になるかもしれない」という、なんともソソるレビューで、「オリンパスって、そんなにいいのかよ」と思わず引き込まれてしまったのです。

そういえば、今までオリンパスのデジカメは購入したことがありません。

そこでオリンパスの機種を見てみると、SZ-10に、その後継機種であるSZ-11、異なる製品ラインナップのSZ-20とあり、そのまた異なる製品ラインナップに、SZ-30MRという機種があることを知ります。

このSZ-30MRだけ、「MR」という表記があることが気になり調べてみると、先述の「マルチレコーディング機能」が搭載されていることを知ります。

今回はムービーもそこそこ撮影できる機種が欲しかったため、24倍ズームが搭載されていることも良かったのですが、やはりマルチレコーディング機能という突出した機能を持っていることが決め手となり、購入に至ったというわけです。

前置きが長くなってしまいましたが、SZ-30MRのパッケージ内容はとてもオーソドックスなもの。

本体にバッテリーにストラップにUSBケーブルにUSB給電できるACアダプタ。それに、テレビにコンポジット出力するためのケーブルに、取扱説明書という内容です。

本体はといえば、ご覧のような外観ですが、見た目のゴツゴツ感ほど厚みはなく、高倍率を売りにしている他のコンデジとも大差ありません。ただし、ストロボの開閉ボックスがある分、高さだけは5ミリほど高くなっているので、その分が少し大きめに見える原因かもしれませんが、これでも十分にジーンズの後ポケットに入るサイズです。

上部はあえてツヤ消し加工されていない、メッキっぽい風合いの塗装。テカテカしているので、超合金っぽいですが、それゆえに好みが分かれそうです。

コンパクトなボディながら、レンズがグイグイ出てきます。

撮影は、本体上部のロータリー式のスイッチでモード選択するタイプですが、選んだモードの解説が表示されるため、分かりやすいです。

HDMIの出力端子もあるので、フルハイビジョンで撮影した動画を、そのまま液晶テレビで見られるのも嬉しいです。

唯一の難点というか、面倒な点は、充電が本体経由であること。ニコンのcoolpix P500もそうでしたが、本体にUSBケーブルを差し込んで、本体経由で充電を行います。パナソニックの機種は、充電器で充電するタイプのカメラばかりだったので、この点の実が面倒に感じますが、電池の入れ忘れがないという点では、悪くないのかもしれないです。

それはいいのですが、せっかくUSBなのに、メーカー独自の形状になっている点が、ちょっと邪魔くさいです。

マルチレコーディングのモード例。ご覧のように、画面の中にもうひとつ画面が出現し、2つ同時に録画することもできます。

こっちがメインで撮っている映像。

こっちが、自動的に撮られているサブの映像です。

画質が良すぎて、部屋が汚いのが丸わかりですね(笑)

早速いろいろと試し撮りをしてみましたが、特にこれといって使いにくい点もなく、発色も鮮やかで非常に鮮明です。
室内でのピントの合いにくさは、どのコンデジでも同じなのでよいと思いますが、ストロボを併用すると、綺麗に撮れましたので、まぁ普通だと思います。

ただし、高倍率での撮影は、三脚で固定しなければ、ブレを抑えることは難しいので要注意ですが、この倍率なら十分にデジタルカメラの代わりを務めることができると思います。

多数のエフェクトも用意されていますが、ほとんど使う機会がないと思うので、紹介はしませんが、画面をキラキラにしてくれるエフェクトだけは、見た目の派手さもあって面白いです。

紹介しきれないほどの機能が搭載されていますが、これだけの機能と性能と画質を伴って18000円前後で購入できるというのは、とてもお買い得感のあるデジカメです。

ひとつ心配だったのは、半押しでピントを合わせ終わった後でも、ジジジと内部が動き続けていることで、最初は初期不良なのかと思っていたのですが、これはどうやら手ぶれ補正のための仕様なのだそうです。

たしかに、手ぶれ補正機能をオフにすると音もなくなったことから、不具合ではないことを知り、安心しました。

ほかの機種で慣れている方は少し心配いなるかもしれませんね。

それにしても、いまや最新の高画質デジカメが1万円台で買えるなんて、なかなかの衝撃ですねぇ。

バッテリーの持ちも、それほど悪いとは思わず、このクラスのデジカメバッテリーとしては標準的な容量ですが、ついついいろいろな使い方をしてしまいたくなる機種なので、単純に駆動時間が長くなりがちです。なので、必須とはいいませんが、予備バッテリーがあると、より一層便利だと思いますので、以下の互換バッテリーもおすすめですよ。

ロアスというメーカーの互換バッテリーですが、ニコンの互換バッテリーを購入したときのレビューがありますので、参考になれば幸いです。


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