楽天カードの審査は厳しいのか?

ネット通販のなかでも、特に楽天で買い物をする機会が多いのなら持っておかないと損な楽天カード。

イオンカードと楽天カード

ポイントが2倍になるというのはちょっと大げさで、楽天でショッピングをすると、もともと最低でも1%の楽天ポイントがつきますが、楽天カードで決済をすると、さらにもう1%上乗せされるというだけです。

つまり、楽天で買おうが買うまいが、楽天カードで購入すると、どこのショップなにかにかかわらず、1%の楽天ポイントがつくということで、別に楽天ポイントが2倍になるというわけでもないのですが、この「どこでどう使っても1%は楽天ポイントになる」というのは便利なので、もしもカードを1枚だけ持つとしたら、楽天カードがおすすめです。

ただ、知恵袋などの質問サイトで、

「楽天カードの審査に落ちたのだが、なにが問題なのだろうか?」

「楽天カードの審査は厳しいのか?」

といった質問がたまにみられます。

そもそもどんなクレジットカードでも、審査はありますが、学生や正社員でない場合だと、連絡先として記載されている電話番号などに連絡が届くことがあります。

特に信販系のカード会社の場合、職場にそれとなく「●●さんはいらっしゃいますか?」といった電話がかかってくることがありますが、ネット全盛となった現在では、確認方法もずいぶんと簡素化されてきているようです。

では、今時のネット系クレジットカード会社ではいったいどのような点をチェックしているのかということですが、

クレジットカード会社の審査ではまず

・実在している人間なのか?
・実在している住所なのか?
・実在する連絡先なのか?

などの実態証明が重要になります。

そこで意外と重要視されるのが、固定電話の有無

最近では、携帯電話やIPフォンなどが一般化しているので、固定電話をひかない家庭も増えていますが、固定電話を持っているということは、居住地情報が確実に存在するという証明でもあるため、カード会社では意外と重要視しがちです。

固定電話でなければ審査に通らないということではないのですが、楽天カードのようにネット専業の金融会社の場合、確認の方法がもっぱら遠隔となるため、審査をなるべく簡便に済ませたいと考えているからだといえるかもしれません。

もちろん、保険証や免許証などから得た生年月日と読みがなによる信用調査は行いますが、それだけではどこに住んでいるのかを確定することができず、債権の回収先が不明になる可能性があります。

そこで、住所情報をより正確なものにする2重チェックの意味合いもあって、固定電話の有無が重要になります。

日本では、NTTの固定電話の契約は結構重要な位置を占めています。

最近では固定電話の権利はゼロに近いものになっていますが、かつては7万円程度が必要でした。

ゴルフの会員権などと同様のれっきとした権利だったため、その名残もあって審査は厳格であり、回線名義と住所の組み合わせは強力な「実在する個人+実在する住所の証明手段」のひとつでした。

なぜならNTTは、その電話番号の末端がどこ(場所)につながっているかをすべて完璧に把握しているからです。

もしも楽天カードを作ろうとして審査に落ちた場合は、一時的にでもよいので固定電話を引いて再申請してみるとよいかもしれません。

ただし、クレジットカード会社も商売ですから、審査に通らなかった理由を教えてくれることも珍しくありません

もちろん個人情報なので、たとえクレジットカードを使用された店舗側からの問い合わせであっても、カードが通らなかった理由は教えてくれませんし、仮に親類であっても他人からの問い合わせには一切応じてくれないのが常ですが、本人が自ら審査に落ちた理由を質問する分には、意外とすんなりと教えてくれることがありますので、審査に通らずに困っている場合は、一度問い合わせてみるとよいかもしれません。

あと、以外に見落としがちなのが、住所です。

これは住宅ローンや、ペイパルなどのビジネスアカウント開設でもよくありがちなことなのですが、法務局で設定されている登記簿上の正確な住所と、日常的に使っている住所とは微妙に異なるケースがあります。

たとえば、マンションなどの場合でも、登記簿に記載されているマンション名と、実際い広く使われているマンション名とでは、正式名称が違う可能性もあります。

また、市町村の記載で郵便や宅配便などは問題なく届いている場合でも、実際には「字(あざ)」などの旧表記が必要なケースもあります。

この住所に違いがあると、問答無用で記載事項の書きなおしで審査に通らないケースもありますので、もしも何の不備もなく、なおかつ原因が分からないという場合は、住所を疑ってみるのも手かもしれません。

ちなみに、審査の甘いクレジットカードはあるのか?などの話題もありますが、これは与信枠の大きさに比例していることが一般的です。

限度額の大きいカードほど、カード会社は大きなリスクを承知しなければなりません。

そのリスクを「金利」というツールでコントロールするわけですが、金利が高すぎれば誰も使わなくなってしまうため、金利を抑えつつ大きなリスクをとろうとする場合には、職業や年収(3年程度)、借入先情報などが審査の結果に大きく影響することになります。

ただし、与信枠が30万円程度のクレジットカードの場合は、そこまで細かい審査をしないことが一般的なので、たいていの場合は楽天カードは問題なく審査が通るものと思います。

審査が甘いカードは、イコールその分金利が高いカードというだけのことなので、サービスのいい会社ではないということはお忘れなく。

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