車の買い取りにガリバーをすすめる理由(売却経験あり)

車の売却について注意してほしいことがあります。

これは、わたしが実際に体験した話ですが、こういうこともあり得るということで、知っておいていただければと思います。

ガリバーで車を売ってみた

ある有名チェーンに廃車を依頼したときのことです。社名はHとだけ記載しておきます。

走行距離が1万キロほどのマーチボレロなのですが、廃車のつもりで引き渡したにもかかわらず、勝手に売却扱いにされてしまっていたのです。

年数はそこそこ経っていますが、屋内のガレージに入っていたものなので、ほとんど損傷もなく、車自体は非常に綺麗な状態でした。

しかし、車に乗る機会がほとんどなくなったため、自動車保険ももったいないし、ガレージも空けたいし、ということで、車を処分しようと考えていました。

そこで、近場の中古車店が行っていた、廃車の無料引き取りサービスを利用したのです。

廃車ではなく売却されていたことが発覚したのかというと、担当の営業マンが

「あの車、けっきょく売れましたので、1万円だけでもと思い、お持ちしました。」

とたずねて来たのです。

ここだけ書くと、気が利く営業マンに思えなくもないわけですが、今回は「廃車」にしてほしくて、わざわざ廃車サービスを依頼しているわけです。

「はぁ?売却のつもりはなく、廃車と依頼したはずですけど?」

「買い取ってもらうつもりなら、ほかの店で買い取ってもらうし、そもそも売却なら、こんなに安いわけないですよね?」

勝手に売却をした営業マンは、いまさらながらに事の重大さに気付いたのか、社長と一緒にあわてて菓子折を持ってきたり、夜遅くに電話をかけてきたりと平謝りでしたが、いまさら市場に出回ってしまったものを買い取りなおすことはできないわけで、なんともやりきれない感じで取引が終わりました。

たぶん、もう2度とこの会社を利用することはないでしょうし、知人に車の売却や廃車の相談をされたとしても、ぜったいにすすめないでしょう。

営業マンが持ってきた1万円は、受け取らずにお帰りいただきました。

もちろん向こうもビジネスですから、無料で引き取ったものを海外に輸出するなり、バラしてパーツを売るなり、鉄くずとして買い取ってもらうなりの算段があっての無料引取りということは理解しています。

しかし、たとえそれが新車であろうとも、廃車にしてほしいと思って依頼をするユーザーとしては、もう市場に出回ってほしくないと考えているからこそ、買い取りではなく「廃車」を依頼しているわけです。

いろいろな事情があって、車を手放すわけです。
いろいろな事情があって、廃車にしたいわけです。

今回の場合は、会社自体は悪くない会社でしたし、営業マンもよかれと思ってのことだとは思いますが、買い取ってもらうつもりであれば最初から違う店を選んでいたわけでありまして、勝手に余計なことをしてくれたものだと感じました。

今回の場合は、買い取りに関する不備ではありませんでしたが、こうした意向をまったく考慮せずに、依頼していないことを勝手にやってしまう中古車ショップは、意外と多いのです。

いい加減な中古車買い取り店だと、たとえば名義の変更をなかなか行わない店もあります。

これ、なにが困るのかというと、名義が変更されないままで、車がそのまま放置されたり、盗難にあったり、スピード違反にひっかかったり、駐車違反にかかったりすると、車検証の所有者欄に記載されている名義人が責任を負わなければならなくなるわけです。

買い取りが成立した後の入金の段階になって「ここに不具合があったので、もうちょっと安くなります」だのを平気で言ってくる店もありますから、少々の買い取り金額の差よりも、ちゃんとしたお店を選ぶっていうのは、すごく大事なことなのです。

遠くの店まで粘り強く何件も回ったり、営業マン相手にガンガン交渉するのが得意だという方は、ガリバーでなくとも構いませんが、確実で、なおかつ後腐れがなく、しっかり処分や買い取りをしてくれる店で車を売却したいと考えている方には、買い取り金額自体はちょっと見劣りするかもしれませんが、ガリバーをおすすめしたいと思います。

とくに、年末年始や、重量税直前の3月などは、駆け込みで買い取り、廃車にする人が増えるので、余裕のあるうちに見積もりだけでも済ませておく方が無難だと思います。

いざ車を売るとなった場合ですが、事前の予約なく、直接お店に持ち込んでもいいのですが、毎日3万台以上の車が売却されている事実があります。

おまけに、わたしのようなサラリーマンは、土日祝日しかお店に行けませんから、土日祝日にアポなしで車の査定をしてもらうとなると、3時間くらいは待つ覚悟が必要です。

そこでおすすめしたいのが、あらかじめネットで査定、または査定予約をしておくことです。

お店に来店する前に個人情報を差し出してしまうことに躊躇する人も多いと思いますし、わたしもそうでした。

でも、お店に行って査定をしてもらおうとしても、車検証は見せることになりますし、住所や名前などは書かされます。それすらいやだという人は概算査定すらしてもらえませんから、買い取り金額を知るまでのどこかのタイミングで、自分の個人情報は明かすことになります。

よって、お店で何時間も待つのが嫌だという場合はもちろん、そろそろ売りたいなと思っている人、車検が近くて売ろうか車検を通そうか迷っている人、今は売るつもりは全然ないけれど買取価格だけは知りたい人などは、とりあえずネットで査定もしくはネット予約だけでもをしておくとよいと思います。

これまで15台の車を売却、廃車にしてきた経験から、車の買い取りは絶対に事前にネット査定(ネット予約)をしておいたほうが楽です。ノーアポで店頭に持ち込むより、はるかに簡単でスピーディに査定金額がわかります。

わたしの場合はガリバーをよく使っていますが、早めに「最高値」を知りたいという場合は、一括査定サイトを使うと便利です。

一括査定サイトにも色々とありますが、わたし個人としてはガリバーなどの大手買取店が加盟している「かんたん車査定ガイド」というサービスがおすすめです。

一括査定サービスとは、車種や年式などの情報を入力すると、様々な車買い取り店から即座に買い取り金額を提示してくれるサービスです。車買取店からしてみれば、ライバル他店よりも高く買い取り金額を提示しなければお客さんから車を売ってもらえないので、その店が提示できるギリギリの高値を提示してくれます。いわば、逆オークションのような感じです。

一括査定サービスもピンキリで、なかには強引でしつこい営業をしてくる車買取店が加盟している一括査定サービスもあるんですが、「かんたん車査定ガイド」は、JADRI(日本自動車流通研究所)に加盟している大手(つまり信用できる会社)しか加盟していないので安心できます。

具体的には、ガリバー、ハナテン、TAXなどの、テレビCMや雑誌広告などでおなじみの大手・有名どころしか加入していませんので、聞いたこともないような会社からのしつこい営業がありません。東証一部に上場している「エイチーム」という会社が運営しているので、あやしげな買い取り会社が混じっていないのが最大の特徴です。

おまけに、かんたんな情報入力を行うだけで、即座に買い取り相場が表示されるので、「だいたいいくらくらいになるのかな?」という興味本位だとしても、十分に頼りになります。

毎日3万台近くの車が売却されているということは先にお話ししたとおりですが、査定だけに限れば、月間に10万~15万件、年間でいえば120万~180万件もの査定が行われています。ネットでの査定だけでこれだけの件数の査定が行われていますので、もはやネットで査定を申し込むのは当たり前の時代になっていることを感じます。

お店にわざわざ行かなくとも、手元で買い取り金額を知ることができるのは本当に便利。使わない手はありません。仮にお店に行く場合でも、ネットで査定だけしておくと、「これくらいで買ってくれるっていう提案が来ているけど」という交渉も楽にできると思いますので、まずは査定だけでもやっておくことをおすすめします。

かんたん車査定ガイドはこちら

●不動車や故障者を売却したい場合は、廃車買取専門店を使うべし

すでに動かない状態の車(不動車)だったり、長年放置して錆びだらけになってしまった車を持っている場合は、廃車の買い取りサービスを使うと良いです。

わたしが住んでいるここら辺は結構な田舎なので、一軒家の庭(というより畑?)に、ものすごく古い車が放置されたままになっているのをよく見かけます。

おそらく、車を運転できる旦那さんが亡くなって、そのまま車が放置されたままになってしまっているのかなぁと思いますが、エンジンもかからないでしょうし、いわゆる不動車ってやつです。そこまでひどい状態ではないにしても、「もう使わないけど、動かせないので売るに売れない」「処分するに処分できない」などの車で困っている場合は、廃車の引き取りサービスがメチャ使えます。

たとえばわたしの場合も、実家に車があるのですが、もう10年近く乗っていないし、エンジンもかからないし、タイヤも空気がありません。おまけに、わたし以外に運転できる人間がいないので、処分するにもできなくって困っていたんです。そこで利用したのが廃車の引き取りサービスでした。

そもそも、なんでこういうサービスが成り立つのか不思議だったのですが、パーツ単位での再利用や、単純に鉄(資源)として再利用することができるため、廃車の買い取り業者にしてみれば十分に価値があるのだそうです。

もちろん、正常に動く車としての価値に比べればその価値は低いものですが、自分で処分費用を払って廃車手続きをするくらいなら、買い取ってもらえる方がはるかに楽です。それに、登録の抹消手続きも無料でやってくれますので、そういった各種手続きにも本来費用や時間や手間がかかることを思えば、廃車の引き取りサービスは非常にありがたい存在です。

動かない車の場合は、レッカー車で引取りにきてくれます。費用は無料ですし、諸手続きも全て無料。追加費用は一切ないので、まちがっても、こちらがお金を出すということにはなりません。

もし長年放置したままの動かない車があったり、事故で動かなくなってしまって年月が経ってしまった車がある場合は、不動車の買い取りサービスや引き取りサービスを使うといいと思います。

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