走行距離が10万キロの車をガリバーで売ってみた。
電気自転車を買うのを機に、ガリバーで車を売ってみたレポートです。
2年ほど前に中古車として買ったキューブなのですが、その当時ですでに9万キロ近かったのです。
あまり長い年数を乗るつもりはなく、3回ほど車検を通したら廃車にする予定でした。ところが、2回目の車検時とほぼ同時期に電気自転車を購入したため、「売るなら今しかないな」と思い、ガリバーに持ち込んだものです。
持ち込んだ車は、中古車として購入したキューブ。当時は車検が切れている状態だったので、車検費用込みで50万円くらいで購入した記憶があるのですが、正確には覚えていません。
外装に大きな凹みや損傷はないものの、何回かこすって塗装もはげていますし、ホイールカバーもひとつ取れているし、内装のイスもタバコの焼けがあるし、エンジンのかかりも悪いし、たまにアイドリング中でも止まることがあるしで、たぶん無価値な車。
実際、近所の買い取り店に持ち込んでみたところ、走行距離と外観をみただけで「無料なら引き取る」くらいなもので、査定をしてくれる気配すらありません。
そんなことが3度続いたので、ガリバーに行ってみたときも「やっぱ廃車にするしかないわな」と、買い取ってもらえる期待もしていなかったのですが、いちおう走るし、バッテリーも変えたばかりだったので、廃車にするくらいなら、いくらかでも戻ってこればいいなぁという気持ちで査定をしてもらいました。
実を言うと、わたしがガリバーで売却や廃車をしたのは今回が初めてではありません。
プリウスが完全にクラッシュしたときも、軽自動車を売ったときもガリバーが一番よかったのです。
そんな流れで、今回が3回目の取引となるので、だいたいの流れは分かっていましたが、初めて車を売るという方の参考になれば幸いです。
来店するときには予約をする必要もないのですが、お店にいきなり車を持ち込んで買い取り査定をお願いすると、だいたいの買い取り希望価格を聞かれます。
ここであまり吹っかけても、消極的に希望を言っても、最終的にはオークションでの落札相場で処理されますので、巷で言われているほど「最初が肝心」という印象はありません。
同じ状態の車は2台ないので、確認する術はないのですが、最初に吹っかけないと値段が上がらない店の方が怪しいです。最近ではインターネットのおかげで、売る側にも情報がどんどん入ってくる状況なので、そうしたお店はどんどん淘汰されていると聞きます。
さて、実際的な流れだと、査定を願い出ると、名前や住所などの情報を記入する用紙が渡されますので、それに記入をすると商談スタートとなります。
車の走行距離や状態などは、お店のスタッフさんがその場で見てくれますので、それ以外の質問に応えていくという形で商談は進んでいきました。
具体的には、修復歴や改造歴、アピールしたいポイントなどを聞かれるのですが、私の場合はほとんど標準仕様のまま触っていないので、ETCを後付けしたことくらいしかないと告げました。
で、いよいよ肝心の買い取り希望価格を聞かれるのですが、車検も来月で切れるし、そんなに状態がいい車でないことは承知なので、20万円くらいなら有難いと話します。(まあ、それでもちょっと贅沢気味ですが)
すると、卓上に置かれたコンピュータ上で、買い取った車が中古車として販売されるまでの流れを説明してくれるのですが、まともな中古車店での販売価格の約50%くらいはメンテナンスや整備などの経費がかかっていますので、70万円くらいで販売されている車はだいたい35万円くらいで引き取られているものですと言った説明を受けることになります。
わたしはこれで3回目なので「知ってます」と答えるのですが、普通はだいたいここで「あぁ、中古車ってそんなに諸経費ってかかるのね。じゃぁ、あまり贅沢は言えないかも」と、少し期待値をコントロールされるわけですね。
だからといって、ガリバーの場合は買いたたかれるということはないので、安心していいと思います。
結局、「もうちょっと何とかならないですかね」「ちょっと聞いてきます」などのやり取りがあった結果、最終的な買い取り価格が提示されるのですが、それでOKなら商談成立ですし、嫌ならそのまま帰ればいいだけなので、別にリスクはありません。今日契約しないとこの値段で買い取りませんと言った、ベタな駆け引きもあまり行われませんので、大手ならではの安心と言えば安心です。(ないとは言い切れませんが)
で、もし買い取り価格に納得がいった場合は、売買契約書にサインをすることになりますが、このままいったん車で帰ってもいいし、そのまま車を預けて、お店の車で送ってもらってもかまいません。
わたしに限らず、査定の段階では印鑑証明や住民票などを持参せずに来店していますので、どのみち再度お店に訪れることになるのですが、車を預けるのは再来店するときでも構わないので、査定金額で買い取り交渉がOKなら、とりあえずサインだけして帰ることもできます。
廃車のときと違って、買い取の場合は自賠責保険や重量税などを返還してもらわない前提での取引となるので、これらの譲渡証明書などを作成するために住民票と実印、印鑑証明が必要になるらしいのですが、後日の郵送でも対応してくれます。
わたしの場合は、車に色々と荷物を乗せたまま査定に出向いていたので、いったん車で家に帰りましたが、車を預けて帰った場合は、再度来店する必要もなく買い取り完了となります。
肝心の買い取り代金は、必ず銀行振り込みで行われますので、買い取りの売買契約書の作成時に銀行口座を記入する必要もありますが、お店の方が通帳を見ながら処理してくれますので、書き間違いなどの手違いはまず起こらないと思います。
あとは、買い取り金額が銀行口座に振り込まれてきて、名義変更完了のお知らせ葉書が送られてきて終わりです。
廃車手続きの際よりも簡単に終わってしまいますので、あっけないくらいですが、お店での査定がだいたい30分程度。商談がだいたい30分程度の合計1時間くらい。
必要書類がそろって買い取りが完了してから入金完了までだいたい3週間程度でしたので、殆ど手間がかからずに終わっちゃいます。ちなみに、わたしの最終的な査定金額は10万円程度でしたが、車種や程度、走行距離を考えると、まぁまぁ納得できる金額でしたので、廃車にすることを考えればよかったなぁと満足しています。(廃車にする場合が自賠責などは戻ります。こういう手続きもちゃんとやってくれます。)
自動車保険も不要になるし、駐車場代も要らなくなるし、車検代も要らなくなるし、メンテナンス費用も要らなくなるってことで、車を一台手放すことでできたコストダウン額は、私の場合は年間25万円くらい浮く計算です。
これはかなーり助かります。
ネット上では「最低でも3軒以上回って査定してもらえ」などと言われることがありますが、それはもう過去の話のようです。
最近はネットでだいたいの買い取り相場が知れている時代なので、買い取る側もある程度心得ているということです。
おまけに、わたしはもともと車のにそれほど詳しいわけでもないし、交渉事があまり好きでないので、あっさりやってくれる方が楽でした。
正直言って、15万キロ近い車で、エンジンもクタクタ、外装も内装もキズありな車なので、ほとんどダメ元の感覚で買い取りに挑んだのですが、金額的にも満足です。
仮に、何件回っても、恐らくそんなに変わらない印象です。実際、近くの中古車店に見てもらいましたが、下取りでない場合の10万キロオーバー車の買い取り相場は0~5万円程度でした。
仮に1万円程度上乗せしてくれたとしても、よくわからないお店で、ちゃんと名義変更してくれるのかだとか、ほったらかしにならないかしらなどの心配がない分、むしろ下手なごまかしのないガリバーでよかったのかもと思っています。(もちろん、人気の度合いやメンテの生き届き具合にもよると思いますが)
そんなわけで、どうしても気になるという方は何件か回られてもいいと思います。
ただ、ガリバーの場合は、最初に安い希望金額を言い過ぎたためにいい値で処理されるということはないようなので、その点は安心してもらっていいんじゃないかと思います。
お店に直接持ち込んでもいいですが、あらかじめネットで査定を出しておく方が早いと思いますので、そろそろ売りたいなと思っている人はもちろんですが、とりあえず値段だけ聞きたいという人は、ネットで査定をしてもらっておくといいと思います。
追伸:
ホンダのHR-Vや、トヨタのランドクルーザーなどのRV車の場合、10万キロをはるかに超えた過走行車でも50万円近くの値段が付くことがあるそうです。
なんでも、海外では走行距離にあまりこだわりがないらしく、特に4WDで人気のある大型車は、海外ルートで流せば結構な値段が付くからなのだそうです。
そうした海外での人気度合いも、ガリバーでは考慮してくれるようです。
逆に、国内での販売ルートしか持たない買い取り業者だと、国内での評価基準で買い取られてしまうことになりますので、大型車やRV車の買い取りを考えている方は、何件かオンライン見積もりを取った方が賢明だと思います。
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